過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」小蒔「大台突入の10です!」【永水】
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57: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2016/01/06(水) 19:40:22.61 ID:uPO9RBCao

初美「…出来ないでしょう?」

初美「だったら、せめて私の事を楽しませて欲しいのですよー」

初美「私がこうして皆と一緒にいられる時間もそう長くはないんですからね」

京太郎「え…?」

何処か拗ねるように言葉を結んだ初美に、京太郎は思わず聞き返してしまう。
無論、それは間近で放たれた彼女の言葉が聞こえなかったからではない。
京太郎は鈍感ではあるが突発性難聴を患っている訳ではないのだから。
その言葉はしっかりと聞こえたし、脳も理解している。

初美「姫様は卒業と同時に結婚して、私達、六女仙も解散」

初美「あのお屋敷から出て、それぞれの家に戻る事になるのですよー」

京太郎「…」ズキ

それでもそうして聞き返してしまったのは、その言葉を京太郎が信じたくなかったからだ。
彼は失ったものの代替として彼女達に強く依存してしまっているのだから。
初美達と離れ離れになってしまうと考えただけでも胸が痛む。
だが、その痛みはさっきとは違い、不安の色が強く混じったものだった。



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