過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」小蒔「大台突入の10です!」【永水】
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58: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2016/01/06(水) 19:41:05.45 ID:uPO9RBCao

京太郎「(…勿論、巴さんから似たような話は聞いていたけれど…)」

京太郎「(でも…もう数ヶ月しかなかったのかよ…)」

数年は先だと思っていたその日が、実はもう数ヶ月先にまで迫っている。
それを知った瞬間、彼の胸中に浮かび上がるのは、押しつぶされそうな喪失感だった。
鹿児島にやってきたばかりの頃、友人だけではなく家族との縁すら断ち切られたと嘆き悲しんでいた感覚が、京太郎の心に蘇る。
初美達の努力によって一時は消えていたはずのそれは、決して小さいものではない。
まるで胸の底にポッカリと穴が開いたように感情が流れだし、喪失感が大きくなっていく。

初美「ま、その後、どうなるかは私もまだ分かりませんけれどね」

初美「でも、私はそれまで楽しく仲良くしていたいのですよー」パッ

無論、初美としても京太郎を苦しめたい訳ではない。
だが、その情報は何時か必ず彼が知らなければいけないものなのだ。
それを知らないまま日々を過ごしていたら、一体、京太郎がどれだけ後悔するか分からない。
だからこそ、キッカケを探っていたその事実を告げながら、初美はそっと京太郎から手を離して。


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