過去ログ - 曙「アンタと過ごしたい訳じゃないけれど」
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1: ◆1VwSTfn.DM
2015/12/31(木) 12:42:55.11 ID:HiuHEvpUO

関連作な

提督「あけぼのちゃんはツンドラ」
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(現行)

長門「総員!全力を挙げて提督を捜索しろ!」
ex14.vip2ch.com
(クリスマス話)


曙視点のお話。 関連作は読んでも読まなくてもだけど、読んでいればなるほど?ってなる箇所が出来てしまった。 許して

また、上記作と違い台本形式でない

今週中には終わらせたい

曙の年末年始ボイスが良かった


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2: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2015/12/31(木) 12:46:46.36 ID:HiuHEvpUO

「それじゃあ、行ってくるね」

「せっかく片付けたんだからまたすぐに散らかしたりしないでよ?」

以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2015/12/31(木) 14:17:28.72 ID:MXuUtyJI0
期待


4:名無しNIPPER[sage]
2015/12/31(木) 14:25:28.52 ID:m+mWCdTWo
ほうほう


5: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2015/12/31(木) 14:29:58.99 ID:HiuHEvpUO

 人気のない廊下はただそれだけで普段以上に寒く感じる。 いつもは一般の人間もいる事務室でさえ無人である。 年末はいつもこうだ。

 足音と無音の音が廊下に響く。 なんとなしに振り返ったりしても気配などなく、誰もいなく。 そしてまた歩き出す。

以下略



6: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2015/12/31(木) 15:30:10.05 ID:HiuHEvpUO

「おかえりぼのやん」


 部屋に戻った私を迎えたのは、こたつ布団とくたびれた半纏に包まれ、熱されたチーズの様に溶け切った漣だった。 こたつの魔力に負けていたら私もこうなっていたかもしれない。
以下略



7: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2015/12/31(木) 16:38:49.02 ID:HiuHEvpUO

「うるさい、鼓膜がダンレボする」


 そう言って漣は再びこたつと一体化の姿勢に戻る。 けどもその程度の抵抗でクソ提督が止まる訳もなく。
以下略



8: ◆1VwSTfn.DM[sage saga]
2015/12/31(木) 17:44:28.45 ID:HiuHEvpUO

>>7 訂正

×
 どうやら戦死する気はないらしい。 それにしてもいつも以上の・みどころのなさにクソ提督も攻めあぐねている。
以下略



9: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2015/12/31(木) 17:46:40.84 ID:HiuHEvpUO

「こたつ云々はどうだっていいけど、私らに何をご所望な訳?」

「派手な年越し、レッツパーリナィ」

以下略



10: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2015/12/31(木) 22:14:27.37 ID:HiuHEvpUO

「青ーい空白い雲ー、カイロ持って踏ーみー出そーう」

「思ーい出すと帰ーりたーい、こたつーの思いー出ー」

以下略



11: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2015/12/31(木) 22:41:34.45 ID:HiuHEvpUO

「はぁ、くそ、スーツに革靴てホント走りにくいな」

「軍服の方があちこち突っ張ってそうだけどね」

以下略



12: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2015/12/31(木) 22:55:24.75 ID:HiuHEvpUO

「なんか凄い既視感ある」

「奇遇じゃな、わしもなんじゃよ」

以下略



13: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2015/12/31(木) 23:01:02.11 ID:HiuHEvpUO

「ホント容赦ねーな君ら……」

「あー? 何か言ったー?」

以下略



14: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2015/12/31(木) 23:23:48.68 ID:HiuHEvpUO

 40分は経った頃だろうか、スーパーの出入口すぐそばの自販機にもたれかかっていると息を切らしたクソ提督と漣が飛び出してきた。 買い物袋と一緒に。

「お疲れ様」

以下略



15: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2016/01/01(金) 00:07:01.30 ID:lXlnb6VOO

 執務室。 普段通りであればいかにも提督っぽい机と椅子が鎮座し、後は休憩用のソファに小机、テレビがあるくらいの部屋だ。

 案外質素だけど窓枠は窓ごと簡単に取り外せるらしく、季節に沿ったデザインのものに付け替えることが可能。 壁紙も同じく簡単に張り替えることが出来るし、床に至っては砂浜を再現出来るらしいが真偽は不明である。

以下略



16: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2016/01/01(金) 02:14:31.81 ID:lXlnb6VOO

「しっかし、すっかり陽も暮れちまったな」


 そう言うと取り付けたばかりの窓の向こうへと視線を投げ、私もそれに続いた。 夏であればまだ外で子供が遊ぶ時間なのだろうが、今は冬。 既に夕闇が空の大半を支配している。 昼の支配者たる太陽は水平線へと沈もうとしているのがよく見える。
以下略



17: ◆1VwSTfn.DM[sage saga]
2016/01/01(金) 02:24:37.48 ID:lXlnb6VOO

書き溜め&更新はここまで。後はちまちま書き下ろしてきます
普段と違うことをするとすごい背中がぞわぞわする
そんなわけで新年ですね。あけおめことよろ


18:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/01(金) 02:30:52.52 ID:zHIkWAzz0
おつ
あけおめことよろ


19:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/01(金) 16:42:32.73 ID:quEjUASu0
乙乙
あけおめことよろです


20: ◆1VwSTfn.DM
2016/01/02(土) 16:05:09.17 ID:Kl0MmHDzO

「鍋って楽でいいよなー、ざっくり切って煮るだけだもんよ。 こたつで食う鍋は最高だぜ」

「闇鍋しないの闇鍋」

以下略



21: ◆1VwSTfn.DM[saga]
2016/01/02(土) 21:08:34.22 ID:xF2DB9BB0

「寒……」


 警戒していながらも身体を縮こめてしまう。 クソ提督に促されて窓際に近付いたはいいけれど、同時に開かれた窓からは入り込んだ外気が頬を突き刺し、服の隙間から寒気が侵入してくる。
以下略



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