過去ログ - 京子「吹雪の明日」
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8:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/02(土) 14:26:13.70 ID:6Xi8Rr/20



後ろから私を呼ぶ声に気づき、驚いて振り返る。



「結衣!?なんで出てきたの!!?」



「京子、やっぱりだめ····」



私よりも更に重々しい足取りで、結衣がこっちに向かってくる。

倒れそうになる結衣を私はぎりぎりのところで支える。



「めちゃくちゃふらふらじゃん····!」

「京子、頼む····」

「ちゃんと寝てなくちゃ――」

「私、眠れない····。――行っちゃだめ····」



結衣はそう言うと、私の腕の中で寝息を立て始めた。





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