過去ログ - 雪乃「比企谷くんを救うことになった。」
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
[saga]
2016/01/03(日) 23:59:08.31 ID:LHNP8DqU0
少女A「けどそんな時、一人だけ私を助けてくれた人がいたんです。それが彼でした。」
少女A「彼は文実の仕事を全然休まずに私以上の作業をこなしていたのにも関わらず、
こんな私を見かねて作業をいくつか肩代わりしてくれたんです。
そのおかげでクラスにも顔を出せる余裕が出来て友達とも疎遠にならずに済みました。」
少女A「雪ノ下さんもあの時の文実を知っていたらわかりますよね。
あんな状況下でそれがどれだけ大変か…
それも自分が一番大変なのに…ろくに話したこともない私の負担を減らしてくれて…
それ以来、彼を意識しだしたんです。」
結衣「へぇ、そんなことがあったんだ。」
雪乃「でも今の話だけど少し気になることがあるわね。」
そう、私は彼女の話についてひとつだけ疑問を抱いていた。
それは彼女の負担を減らしてくれたその『彼』についてだ。
確かあの時の文実メンバーに男子はほとんど残っていなかったはず…
恐らく文実を手伝っていた生徒会にその彼とやらがいるのではと私は推測した。
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