11:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/04(月) 00:10:22.17 ID:bBjfBo6F0
「どうしたの?」
『ううん何でもないよ。 ところで今日どうだった? なにしてたの?』
12:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/04(月) 00:12:00.92 ID:bBjfBo6F0
おやすみなさい。そう言い残して電話を切った。
彼女との付き合いももうすぐ2年。あの頃よりきちんと成長したと思えば、どこか抜けていて。けれど、彼女も私にないものを持っている。それに随分と助けられてきた。
だから、今日言ったありがとうだけじゃきっとまだ足りない。由比ヶ浜さんに言えば否定されてしまうのだろうけれど。
笑みが自然とこぼれる。
13:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/04(月) 00:13:19.18 ID:bBjfBo6F0
『……もしもし』
声を聞いた途端、心臓が跳ねる。
14:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/04(月) 00:14:47.03 ID:bBjfBo6F0
「冗談よ。こんばんは、比企谷くん」
『おお。悪いな夜分に』
15:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/04(月) 00:16:23.70 ID:bBjfBo6F0
「ええ。あけましておめでとう」
『いや、それもそうだけど。そうじゃなくてだな』
16:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/04(月) 00:18:54.16 ID:bBjfBo6F0
満ち足りた気持ちで文庫本を閉じた。
立ち上がって文庫本をしまった時にふと、枕元に置いた携帯が目に入った。
17:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/04(月) 00:21:07.57 ID:bBjfBo6F0
超短編ですので以上で終わりです
ありがとうございました
18:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/04(月) 00:22:58.98 ID:bAjdT3FWo
乙
ゆきのん視点は珍しいな
19:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/04(月) 00:25:49.77 ID:JF2bOCV+0
乙
ゆきのんかわええ……
20:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/04(月) 00:38:06.35 ID:D3KUhGURo
乙です
次回作も期待
21:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/04(月) 10:40:20.89 ID:9ic+ERbnO
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