過去ログ - 魔王「勇者がこの城に向かってる!?」側近「安価の力で乗り越えましょう!」
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47:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/12(火) 20:00:59.19 ID:aDdbm3Fko
魔王「まぁそう怒るなよ」

側近「いえ...怒ってはいません、ただただ驚愕しています」

魔王「だって魔法なんて何に使うんだよ?」

側近「勇者との戦闘においては魔法が絶対に必要になりますよ...!」

魔王「んな事言われても、人間との戦闘は本来起こるはずなかったことだろ!?それがいきなりこんな事態になって...なんだ?なんつーか...そら困るわ!」

側近「そうですけど...でも戦いに限らなくてもいろいろ便利ですよ、私のダウジングだって魔法の一種ですから」

魔王「うーん...別にダウジングやりたいとは思わないしなぁ」

側近「元魔王様の魔法なんて、それはもう凄まじいものでしたよ」

魔王「たとえば?」

側近「触れずに巨岩を浮かせたり、遠くにある物と物の位置を瞬時に入れ替えたり、天変地異を引き起こすこともできたそうです」

魔王「それになんの意味があるんだよ」

側近「...なんとなくすごいじゃないですか?」

魔王「俺は自分の強さや凄さを誇示するつもりなんてさらさらないんだよ」

側近「それじゃ困ります!王として相応しい強さを有していなければ、いずれその座を誰かに脅かされる日が来るかもしれませんよ!」

魔王「脅かされる?...魔王の座なんて俺にゃ必要ない。欲しいやつがいるならくれてやるさ」

側近「魔王様...本気で言っているのですか!」

魔王「いいか、俺は俺の意思で魔王になったわけじゃない...親父が死ぬ前に勝手に決めたことだ!」

魔王「それでも、今までどおりの平和な日々が続くってんなら多少忙しくても耐えるつもりだったよ」

魔王「だけどこんな...いきなり勇者が攻めてきてますーなんて言われて、やってられるかよ!」

側近「......」

側近「分かりました、では貴方はしばらくどこか遠くへ逃げていてください」


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