過去ログ - 魔王「勇者がこの城に向かってる!?」側近「安価の力で乗り越えましょう!」
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89:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 00:06:52.85 ID:VOySUSdUo
魔監所長「なっ...」

魔監所長「なんなんっすか!?この背の高い女性はー!?」

???「ウフフ♡」

側近「そう驚かないでくださいよ...彼女は四天王のひとり...『史上最凶の専業主婦』ことヤマグチ・ナンシー・フサエ」

魔監所長「専業主婦...!?ヤマグチ・ナンシー・フサエ...!?」

側近「あるいはカワダ・マリーヌ・カズコ...あるいはオオイズミ・ジェーン・ミユキ...あるいは...」

魔監所長「ちょちょっ...!!あるいはあるいはって名前いくつあるんっすか!?」

側近「100にもおよぶこれらはすべて偽名です。なぜなら彼女の正体は...」

側近「どこにでもいそうな主婦を装って、油断したターゲットを鮮やかに始末する、超一流の暗殺者『WIFE』なのですから...!」

魔監所長「わ、わいふ...!!」

ワイフ「...ぷっ」

ワイフ「アハハハハ!もぉー信じちゃってるじゃないこの子!」

側近「ちょっと素直すぎるんですよ彼女」

魔監所長「え??嘘っすか?え???」

ワイフ「あたしはワイフ、本名は訳あって言えないけど、そんなに怖い人じゃないから安心して♡」

魔監所長「あ、はぁ...」

ワイフ「ところであなたお名前はなんていうの?」

魔監所長「うちっすか?うちはクランツ・クラン・クランベリー!この魔導監視所の所長っす!」

ワイフ「???...なんかくらんくらんしちゃう名前ねぇ...なんちゃってオホホホホ♡」

魔監所長「クランツだけでいいっす...」

ワイフ「そんな若いのに所長さんなんてすごいわねぇ♡えらいわぁ♡アメちゃんあげる♡」スッ

魔監所長「ありがとうっす!」パクッ

魔監所長「うっ...あれれ...?」フラー

魔監所長「zzz...」スヤァ

側近「アメではなく睡眠薬でしたか...相変わらず相手を油断させるのがうまいですね...」

ワイフ「まぁ♡褒めてもなにも出ないわよ?」

ワイフ「...それで、本当なの?勇者が攻めてきているって...」

側近「......最初の報告からもうすぐ四日経ちます。もしかしたらそろそろ次の報告が入る頃かもしれません」

ワイフ「場合によっては...」

ワイフ「ここに来る前に始末しちゃってもいいかもねぇ...」くすっ

側近「......!」

側近(...この表情、やはり暗殺者としての恐ろしいまでの冷酷さは今でも残っている)

側近「...まぁ、とにかく掛けてください...よく来てくださいました」


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