過去ログ - 魔王「勇者がこの城に向かってる!?」側近「安価の力で乗り越えましょう!」
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91:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 00:11:08.14 ID:VOySUSdUo
魔導監視所...の隣の部屋

ワイフ「...ボトルメール?」

側近「ええ、元魔王様が人間宛てに出していた可能性があります」

ワイフ「なんでそんなことする必要があるのよぉ?」

側近「それは...まだ分かりませんが...とにかくその手紙が引き金となって、勇者が攻めてきているのかもしれません」

ワイフ「ふぅん...魔王ちゃんなら何やっても不思議ではないけど...だけど一体、どんな手紙を出せば勇者が攻めてくるようなことになるのかしらねぇ」

側近「......なんでしょうね。物凄く汚い言葉をひたすら連ねたとか...」

ワイフ「っていうかぁそもそもぉ」

ワイフ「勇者ちゃんって今も現役なのぉ?」

側近「......」

側近「...勇者...『ちゃん』??」

ワイフ「あら?知らなかった?私たちが戦った勇者って女の子だったのよぉ」

側近「は、初耳なんですけど...」

ワイフ「だけどただの女の子とは違って、それはもうすっごく強かったわ!ガッツがあったの!あれからもう30年以上経つし、きっと立派な主婦になってるに違いないわねぇ♡」

側近「そうか...私たち魔物と違って、人間の衰えは早い...ということは」

側近「勇者も新しくなっている...?」

ワイフ「さぁ?どうかしら...でも何もおかしいことはないわよねぇ♡」

ワイフ「あらやだもう夕方じゃない!そろろお夕飯の支度しなきゃだわ!」

側近「ちょっと...今そんなこと言ってる場合です?そういうのはこの城の給仕にやらせますから...」

ワイフ「ってことはあなたはお料理しないのね?それともできないのかしら」

側近「でっできますよ!できるに決まってるじゃないですか!」

ワイフ「本当にぃ???前に会ったときはロクに野菜も切れなかったじゃなぁい?」

側近「あ、あの頃はまだ子供だったから...」

ワイフ「じゃあ今はもう余裕なのね??」

側近「も、ももももちろんですよ!?魔王様の側近である私が実は料理ができないなんて、そんなことあるわけ...!」

ワイフ「そんなことが知れ渡ったら大変よねぇ??」

側近「か...勘弁してください...!今までなんとか誤魔化してきたのに...!」

ワイフ「ウフフ、ウフフフフ♡」

魔監所員「大変です!」バァン!!

側近「!」

ワイフ「フフフ...何事ぉ?」

魔監所員「絶交の門の映像に魔物が...!」

側近「いつの映像ですか!?」

魔監所員「今です!LIVEの映像です!」

側近「なっ...!?」


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