過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「今年初のカフェで」
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1:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:29:24.76 ID:K5sXeVEl0
――おしゃれなカフェ――

高森藍子「あけましておめでとうございます、加蓮ちゃんっ」

北条加蓮「あけましておめでとうございます、藍子」

藍子「今年もよろしくお願いします♪」

加蓮「こっちこそ、よろしくね」

加蓮「…………」

加蓮「……喪中にならなくてよかったね」

藍子「えっ? ……もしかして親戚の方がどなたか――」

加蓮「いや、私が死んだら事務所が喪中に……って、なる訳ないっか」

藍子「…………」ジトー

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2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:29:54.81 ID:K5sXeVEl0
――まえがき――

レンアイカフェテラスシリーズ第20話です。
以下の作品の続編です。こちらを読んでいただけると、さらに楽しんでいただける……筈です。

以下略



3:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:30:33.22 ID:K5sXeVEl0
加蓮「うわ、藍子がお母さんと同じ顔をしてる」

藍子「……ってことは、家でも同じ冗談を言ったんですか」

加蓮「毎年言ってるよ。その度にお母さんからのお年玉の金額が落ちていってる。横暴だよね」
以下略



4:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:31:02.24 ID:K5sXeVEl0
藍子「加蓮ちゃん」

加蓮「なにー?」

藍子「ちょっと身を乗り出してください」
以下略



5:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:31:32.09 ID:K5sXeVEl0
藍子「…………」ジリジリ

加蓮「な、なんでこっちに来るのかな? なんでにじりよってくるのかな?」

藍子「…………」ジリジリ
以下略



6:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:32:02.49 ID:K5sXeVEl0
加蓮「…………」スゥー、ハァー

加蓮「こ、こっわぁ……」

藍子「もー。お正月なのに、変なこと言うんですから」(元の席に戻る)
以下略



7:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:32:32.44 ID:K5sXeVEl0
加蓮「……周りもやってるから自分も、とか、そーゆーの大っ嫌い」

加蓮「そーやってつられてるだけの人生なんて大っ嫌い」

藍子「もう…………」
以下略



8:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:33:02.34 ID:K5sXeVEl0
藍子「あっ、でも真面目な加蓮ちゃんも大好きですけれど♪」

加蓮「アンタの中に嫌いな私っていないの?」

藍子「変なことを言う加蓮ちゃんは嫌いです。あと、自分のことを嫌いな加蓮ちゃん――は……嫌ですけれど、嫌って言っちゃったら、誰も加蓮ちゃんのことを好きになってあげられないって思っちゃって」
以下略



9:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:33:32.17 ID:K5sXeVEl0
加蓮「あ、ちなみに今年はお年玉まったくもらえなかった。『もうアイドルから大人よね♪』とか言われて、頑張って子供っぽく振る舞ってみたけど耳も貸してくれなかったよ」

藍子「それは残念ですっ」

加蓮「こーなったら家出だ! 藍子、事務所に篭ろう!」
以下略



10:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:34:02.24 ID:K5sXeVEl0
藍子「古くなっちゃった鞄と、部屋の小物と、あと、読みたかった漫画を何冊か♪」

藍子「未央ちゃんや茜ちゃんがオススメしてくれた物があって……明後日に会うので、いっぱいお話をするんです」

加蓮「おー」
以下略



11:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:34:32.31 ID:K5sXeVEl0
藍子「そんなっ。私が買いたくて買っただけですから……買い物をしてた時に、加蓮ちゃんに似合いそうだって見つけただけなんです」

加蓮「藍子らしいね。開けていい?」

藍子「はい、どうぞ」
以下略



12:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:35:02.72 ID:K5sXeVEl0
加蓮「さてっ。何か注文しよっか……ん、そーいえば今日は来るのちょっと遅れたから藍子の分は注文できてないよ、ごめん」

藍子「そうだったんですか。加蓮ちゃん、何を選んでくれるかなーって楽しみにしてたから、ちょっぴり残念っ」

加蓮「ちなみに何予想?」
以下略



13:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:35:32.13 ID:K5sXeVEl0
加蓮「もしもあの時、っていうのはよく考えるかなー。っていうかたまに夢で見る」

藍子「どんな夢を見るんですか?」

加蓮「んー。年末くらいにね、私が事務所の事務員をやってた夢を見たよ。でさ、ちひろさんがアシスタントの上司なの。アシスタントの上司なんだよ? ちょっとおかしくない?」
以下略



14:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:36:02.45 ID:K5sXeVEl0
加蓮「うん。どうせ見るならもうちょっとこう……分かりやすく、楽しい夢を見られるといいのにね」

藍子「みんなで一緒に遊んでる夢とか?」

加蓮「そうそう」
以下略



15:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:36:32.19 ID:K5sXeVEl0
加蓮「藍子さ、夢に私が出てきたことってある?」

藍子「うーん……私、起きたら夢をほとんど忘れちゃうんです。見ていたかどうかも分からなくて」

加蓮「そっか」
以下略



16:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:37:02.26 ID:K5sXeVEl0
藍子「加蓮ちゃんは初夢、見ましたか?」

加蓮「うん、見たよ。見たけど、なんだったっけなー……何か食べてたよーな……」

加蓮「そうだ。藍子っぽく言うなら、私は夢でナスを食べてたんだと思う」
以下略



17:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:37:32.12 ID:K5sXeVEl0
加蓮「ってことは自分は今"は"盛っていないと。へーそういうことしてるんだ藍子ー」

藍子「……店員さーん。この激甘ぜんざいっていうのを2つください♪」

加蓮「お腹が空いてるの? それなら定食とか頼んだ方がいいんじゃない?」
以下略



18:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:38:02.43 ID:K5sXeVEl0
藍子「すっごく綺麗な着物ですけれど、これで病院に行ったんですか?」

加蓮「実はこれLIVE用のなんだ。で、病院でゲリラライブしようと思ったんだけど止められちゃって」

藍子「加蓮ちゃんの衣装にこの着物があるの、私見たことないですけれど」
以下略



19:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:38:32.07 ID:K5sXeVEl0
藍子「でも、こういうのもいいですよね。……カロリーは、うん、大丈夫。……だいじょうぶ、うん」モグモグ

加蓮「…………」グデー

藍子「……大丈夫ですよ〜。加蓮ちゃんが食べられない分も、頑張って食べますからっ」
以下略



20:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:39:02.34 ID:K5sXeVEl0
藍子「そういえば結局、あの着物って本当に衣装に使った物だったんですか?」

加蓮「うん。って言ってもだいぶ前のだけどね。LIVEが終わった後にPさんがくれたんだ。買い取った衣装だから記念にって」

加蓮「さすがに着る機会なんてなかったけど、せっかくお正月だもん。神社で視線とかけっこう集めちゃった♪」
以下略



21:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/08(金) 19:39:32.21 ID:K5sXeVEl0
加蓮「藍子ならそう言うよね。……あま゛ぁ。初詣とかって」

藍子「みなさんと一緒に行きました。Pさんと、あと、LIVEしたみなさんと」

藍子「……ごめんなさい。加蓮ちゃんも誘えばよかったんですけれど、忙しいかな? って思っちゃって」
以下略



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