過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「今年初のカフェで」
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
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2016/01/08(金) 19:35:32.13 ID:K5sXeVEl0
加蓮「もしもあの時、っていうのはよく考えるかなー。っていうかたまに夢で見る」
藍子「どんな夢を見るんですか?」
加蓮「んー。年末くらいにね、私が事務所の事務員をやってた夢を見たよ。でさ、ちひろさんがアシスタントの上司なの。アシスタントの上司なんだよ? ちょっとおかしくない?」
以下略
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
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2016/01/08(金) 19:36:02.45 ID:K5sXeVEl0
加蓮「うん。どうせ見るならもうちょっとこう……分かりやすく、楽しい夢を見られるといいのにね」
藍子「みんなで一緒に遊んでる夢とか?」
加蓮「そうそう」
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
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2016/01/08(金) 19:36:32.19 ID:K5sXeVEl0
加蓮「藍子さ、夢に私が出てきたことってある?」
藍子「うーん……私、起きたら夢をほとんど忘れちゃうんです。見ていたかどうかも分からなくて」
加蓮「そっか」
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
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2016/01/08(金) 19:37:02.26 ID:K5sXeVEl0
藍子「加蓮ちゃんは初夢、見ましたか?」
加蓮「うん、見たよ。見たけど、なんだったっけなー……何か食べてたよーな……」
加蓮「そうだ。藍子っぽく言うなら、私は夢でナスを食べてたんだと思う」
以下略
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
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2016/01/08(金) 19:37:32.12 ID:K5sXeVEl0
加蓮「ってことは自分は今"は"盛っていないと。へーそういうことしてるんだ藍子ー」
藍子「……店員さーん。この激甘ぜんざいっていうのを2つください♪」
加蓮「お腹が空いてるの? それなら定食とか頼んだ方がいいんじゃない?」
以下略
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
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2016/01/08(金) 19:38:02.43 ID:K5sXeVEl0
藍子「すっごく綺麗な着物ですけれど、これで病院に行ったんですか?」
加蓮「実はこれLIVE用のなんだ。で、病院でゲリラライブしようと思ったんだけど止められちゃって」
藍子「加蓮ちゃんの衣装にこの着物があるの、私見たことないですけれど」
以下略
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2016/01/08(金) 19:38:32.07 ID:K5sXeVEl0
藍子「でも、こういうのもいいですよね。……カロリーは、うん、大丈夫。……だいじょうぶ、うん」モグモグ
加蓮「…………」グデー
藍子「……大丈夫ですよ〜。加蓮ちゃんが食べられない分も、頑張って食べますからっ」
以下略
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2016/01/08(金) 19:39:02.34 ID:K5sXeVEl0
藍子「そういえば結局、あの着物って本当に衣装に使った物だったんですか?」
加蓮「うん。って言ってもだいぶ前のだけどね。LIVEが終わった後にPさんがくれたんだ。買い取った衣装だから記念にって」
加蓮「さすがに着る機会なんてなかったけど、せっかくお正月だもん。神社で視線とかけっこう集めちゃった♪」
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2016/01/08(金) 19:39:32.21 ID:K5sXeVEl0
加蓮「藍子ならそう言うよね。……あま゛ぁ。初詣とかって」
藍子「みなさんと一緒に行きました。Pさんと、あと、LIVEしたみなさんと」
藍子「……ごめんなさい。加蓮ちゃんも誘えばよかったんですけれど、忙しいかな? って思っちゃって」
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2016/01/08(金) 19:40:02.52 ID:K5sXeVEl0
加蓮「私がそれに頷くの、すっごい苦手だって知ってる癖に」
藍子「だめ、ですか?」
加蓮「…………」
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2016/01/08(金) 19:40:32.25 ID:K5sXeVEl0
加蓮「……ときどき思うけど、アンタって私のこと盲信しすぎじゃない? いや、私が藍子のことを信じてないとかじゃないけど」
加蓮「好きだって言ってくれるのは……まぁ、嬉しいけど……。なんかちょっとだけ怖いんだよね。私が何かミスって、それに私も藍子も気づかなかった時、藍子がどうなるのかって」
加蓮「……いらないお世話なのかもしれないけどね。藍子も、それをどうにかするくらいの強さはあるか」
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2016/01/08(金) 19:41:02.49 ID:K5sXeVEl0
藍子「だから、何かを決めなきゃいけなくなった時も、すぐに決めることができちゃうんです」
加蓮「決めた後にその決定がまずかったって気づいたら?」
藍子「それは……でも、そういうことが今までなかったので、ううん……」
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2016/01/08(金) 19:41:32.06 ID:K5sXeVEl0
藍子「加蓮ちゃん」
藍子「私、今日、ここに来たばかりの時に言いました。ほらっ、加蓮ちゃんが真面目に考えすぎだって言った時に」
加蓮「んー?」
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2016/01/08(金) 19:42:02.39 ID:K5sXeVEl0
加蓮「うーん……ミスを潰すか、ミスってもいいけど頑張ろうかってところで食い違ってるのかな……」
加蓮「じゃあさ。私がいたから失敗した、なんてことになったら? 私すっごく落ち込むよ? もうすっごく落ち込むよ?」
加蓮「それならさ、そんなことなんて無い方が良くない? そうなる前に私を信じないで否定して、失敗を回避した方がよくない?」
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2016/01/08(金) 19:42:32.20 ID:K5sXeVEl0
藍子「落ち込むかもしれないけれど、でも、笑顔になれるかもしれない。加蓮ちゃんだったら……失敗しちゃうかもしれないけれど、でも、夢を与えられるかもしれない。そうやって、私たちはアイドルをやっているんじゃないでしょうか」
加蓮「それはミスって凹むかどうか分からない時の話でしょ」
藍子「じゃあそれと同じです。加蓮ちゃんを信じて失敗するか成功するかなんて、信じた時には分かりませんから。成功するかもしれないし、失敗するかもしれません」
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2016/01/08(金) 19:43:02.67 ID:K5sXeVEl0
藍子「あはは……正直、加蓮ちゃんの言うことについていくだけで精一杯です」ホオカキ
加蓮「ん? ってことは難しい言葉を並べ立てれば藍子を騙すなんて簡単にできる?」
藍子「加蓮ちゃん?」ジトー
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2016/01/08(金) 19:43:32.09 ID:K5sXeVEl0
藍子「正しくないと駄目、なんてこと、……ない、のかな? うーん……」
加蓮「それが分かる人なんてほとんどいないと思うよ?」
藍子「そうなんですか?」
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2016/01/08(金) 19:44:32.24 ID:K5sXeVEl0
加蓮「…………」モグモグ
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
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2016/01/08(金) 19:45:02.41 ID:K5sXeVEl0
加蓮「…………」
加蓮「…………藍子ー、ぜんざいちょっと頂戴っ」
藍子「あーん」スッ
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
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2016/01/08(金) 19:45:39.08 ID:K5sXeVEl0
おしまい。読んでいただき、ありがとうございました。
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/08(金) 19:46:51.15 ID:5J8XhRxH0
おつおつ
いつも楽しみに読んでるよー
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