過去ログ - 【デレマス】アイ・キャン・フライ【スカイライダー】
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47: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/02/03(水) 02:52:23.28 ID:U9rjL5TR0
「これが困ったことに、現実に起こったのは確かなんだよ。
 報道部に当時ニュース対応した人間がいたから、言質も取ってある。
 信じ難いのはよくわかるけどね」

「ま、まぁそれが事実として…それと洋さんがどうつながるんです?」
以下略



48: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/02/03(水) 02:53:30.96 ID:U9rjL5TR0
「この後、洋さんはどうなったんですか?」

「さぁな…写真より先の記録がないから、彼が生きてこの場にいるという事実しか手掛かりがないんだよ」

頭を軽く掻きながら、プロデューサーは申し訳なさそうにそう言う。
以下略



49: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/02/03(水) 17:08:42.14 ID:U9rjL5TR0
<R←------I>

早朝の富士に朝日が差す。
太陽の光が降り注ぐのは、富士山麓に広がる荒野も例外ではない。

以下略



50: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/02/03(水) 17:10:22.77 ID:U9rjL5TR0
「守谷、この決闘の意味はなんだ?
 仇討ちならこんなに時間が経ってから行う必要などなかったはずだ」

「仇討ちは残された者の意志によるもの、という問答を期待しているワケではなさそうだな。
 それに今になって、というのは間違いだ。今だからこそ意味があるのさ。
以下略



51: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/02/03(水) 17:11:11.07 ID:U9rjL5TR0
覚悟を決めた洋は、両拳を引き手にし一気に腰に落とした。
そして左手を広げた状態で前に突き出し、下から大きく一回転させる。

「スカイ!」

以下略



52: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/02/03(水) 17:12:59.99 ID:U9rjL5TR0
洋の変身完了と同時に、キャタピラの走行音が再び響く。
スカイライダーもまた、変化した自らの愛車・スカイターボに飛び乗り荒野を疾走する。
直後、スカイターボのあった場所に砲撃が着弾する。

(あの破壊力…でも懐に飛び込めば!)
以下略



53: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/02/03(水) 17:15:09.06 ID:U9rjL5TR0
地雷を思わせる爆発をかろうじて避けたものの、戦車砲とは別に爆発性の武器が放たれていては機動力を殺がれてしまう。
しかし、それでもこの決闘を罠だと疑わなかった。爆発の原因は地雷などではない。
地雷感知用レーダーに掛からぬ爆発兵器の正体にも、やはり覚えがあった。

「爆弾ゴキブリ…!」
以下略



54: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/02/03(水) 17:16:06.69 ID:U9rjL5TR0
愛車を旋回させるのをやめ、スカイライダーは戦車に向けて突撃した。
再び、戦車砲を機動力で抜ける。途中で爆弾ゴキブリが爆発したがアクセルは手放さなかった。
そして、そのまま全速力でウィリー走行させる。

―スカイターボが戦車にぶつかる!
以下略



55: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/02/03(水) 17:16:51.68 ID:U9rjL5TR0
ややあって、砲塔が爆発する。
キャタピラこそ無事だが、攻撃手段を失ってはただの移動車両に過ぎない。
もはや脅威とならぬことを悟ってか、守谷もまた戦車を降りた。


以下略



56: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/02/10(水) 12:03:57.89 ID:r+9a2wY80
<R------→I>

「あんなうろ覚えでも、要点をきちんと押さえてれば来れるものですね!」

荒野からわずかに距離を開けた場所に、幸子とプロデューサーは立っていた。
以下略



57: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/02/10(水) 12:05:45.00 ID:r+9a2wY80
「そういや、最後の練習の時には飛行姿勢の維持がかなり安定してたよな。何かアドバイスでも貰ったか?」

不意にプロデューサーが話を変えてきた。
思わぬ寄り道をしてはいるが、あと少しすれば実際に飛ぶ時間である。
スカイダイビングの話になるのも不思議ではない。
以下略



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