過去ログ - 八幡「俺たちでバンド?」 雪乃「そうよ、今度こそね」
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51: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/10(日) 13:47:09.64 ID:hrKxzuveo
川崎「とりあえずあんたも歌いな。これ、命令ね」

八幡「理不尽すぎるだろ。普通に断るわ」

川崎「別にいいでしょ。減るものでもないし」

八幡「俺のMPが一気に削れるし、さらには黒歴史が増えるだろ」

川崎「ならプラマイゼロだね」

八幡「黒歴史が増えるのはプラスにカウントされないから。むしろマイナスだから」

川崎「戸塚とは二人でいろいろやってるのに?」

八幡「誤解を生むような言い方はやめろ。……ってなんでお前が俺と戸塚で出るの知ってんの?」

川崎「誘われてるの見てたから」

八幡「どうやって? お前あのシーンに出てこなかっただろ」

川崎「声出してないだけで、あの場にいたから」

これが叙述トリックか……。てかメタだな。デップーさんには及ばないけど、だいぶ第四の壁破壊してる気がするわ。

川崎「そうだ、あんたギター持ってんだから、そのまま弾き語りでもいいよ」

八幡「待て待て待て待て待て。エレキの生音で弾き語りとか見たことも聞いたこともないぞ」

川崎「夜なんだし、それでちょうどいいでしょ」

八幡「…………」

あれ? そう言えばさっきから段々押されている気が。今の会話とか完全に歌うこと前提になってるじゃん。

――まぁ、いっか。

俺もいいもの聞かせてもらったしな。少しくらいはお返ししてもいいだろう。

八幡「てか俺そんな歌上手くねぇぞ」

川崎「いいよ。あたしはあんたの歌が聞きたいだけだから」

八幡「えっ?」

川崎「えっ?」

川崎「ちっ、違う! 今のは言葉のアヤというか……!」アワアワ

八幡「おっ、おう……」アセアセ

川崎「そ、そうだ。あれだよ。あんたの歌のレベルを検定してあげようというかなんというか……!」アワアワ

八幡「あ、ああ。なるほどな……」アセアセ

川崎「うん……。だから……」

八幡「…………」

川崎「…………」

そして沈黙である。お互い顔を背けて何も言わないまま……気まずい!

川崎「…………」チラッ

八幡「…………」スッ

川崎「……!」サッ

八幡「……?」


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