過去ログ - 八幡「俺たちでバンド?」 雪乃「そうよ、今度こそね」
1- 20
52: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/10(日) 13:48:39.95 ID:hrKxzuveo
てか俺ここにいなきゃならない理由もないんだよな。そろそろ帰ろうかな。

川崎「…………」チラッ

さっきからチラチラ見てくるし、何なんだよ。頭に何かついてんの? このアホ毛は生まれつきだよ。

八幡「……なんだよ?」

痺れを切らしてこっちから聞いてみると、川崎は小動物のように小さく震えて、恐る恐る俺に問う。

川崎「……弾かないの?」

八幡「はっ?」

川崎「……ギター」

八幡「む……」

やっぱりやらなきゃダメ? 流石に他に人がいないとは言っても、恥ずかしいよ?

仕方なくケースを開き、その物体を取り出す。

川崎「やっぱりかっこいいね、そのギター」

八幡「だな、親父に感謝だわ」

川崎「比企谷のお父さんもギターやってたの?」

八幡「ああ。そして聞いて驚け。なんとその親父のバンドメンバーに戸塚の親父がいた」

川崎「とつ……ええ!?」

八幡「俺も驚いたよ。俺と戸塚は前世からの縁とかあるのかもしれないな」

川崎「すごいね……」

八幡「奇跡も魔法もあるんだよ」

川崎「十話はすごかった」

……やっぱりそういうのわかっちゃう人ですか。

川崎「何を弾くの?」

八幡「多分お前は知らん」

これからやるのは俺も戸塚に教えてもらわなかったら知らなかった曲だし。てか有名な曲を知ってる人の前でやるなんて無謀はできねぇよ。

戸塚から勧められた曲の中で一番ピンと来たのがこれだった。調べたらこの二人の中でも一番有名な曲らしい。実はミーハーなのか、俺は。

それで、何となく自分でも弾いてみたくてコードを覚えた。本当はカポをつけるべきだが、そんなの持ってないし、今は半音くらい下がっててもいいだろ。

川崎「それでも、何て曲?」

八幡「……『Sound of Silence』」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
389Res/324.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice