過去ログ - 黒髪少女「武器の手入れをお願いします」単眼少女「……」
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26: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2016/01/11(月) 02:16:34.23 ID:X2ffE8rP0
……


光指す道を目指し、二人は歩いていた

導かれるままに進むと、澄み渡る空が単眼の彼女を出迎えた

洞窟の中とは比べ物にならない程の快適さに、彼女は太陽と風にこれほど感謝の心を覚えた事はないだろう

一息つくと、二人はその場で腰を下ろし休みを取る

何故ここへ来れたのか、どうして自分の居場所が分かったのか

聞きたい事は山ほどあったが、喋りだそうとしたその口に指を当て、テリアは微笑んだ


「どこぞの馬鹿に吹き込まれた事であっても、こんな危険な場所に足を踏み入れるなんて命知らずもいい所ですよ」

「……ごめんなさい」

「……よろしい!」


まるで先生と教え子にでもなったつもりで会話は続く

テリアはエルクから場所を聞いた後、まず王国の上層部に掛け合い特殊鋼が発生する地区を調べた

探索をその地区に搾り、飛び回りながら魔物が発する魔力を頼りに探していた

勿論、ドラゴンの住処は避けてはいたが




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