過去ログ - 黒髪少女「武器の手入れをお願いします」単眼少女「……」
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33: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2016/01/11(月) 02:20:24.19 ID:X2ffE8rP0
……


急いで家の扉を開ける

3日ぶり帰宅したその家は、いつもと変わりなくシュシュを優しく迎え入れた

家に帰ればいつも祖父が笑って「おかえり」と言ってくれる暖かな家庭

辛い仕事も、その一言があったからこそ彼女は頑張れた

祖父の待つ部屋に戻ると、そこには顔から精気を無くした老人が横たわっていた


「シュシュ……」

「お爺ちゃん!!」


伸ばされた手を必死につかむと、シュシュの大きな眼から大粒の涙が零れる

もう助からないと察したシュシュは必死に彼に縋りつき

最期に孫の顔を見られた老人は、笑顔を作った




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