過去ログ - どうにも、比企谷八幡は彼女のお願いに弱い
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26: ◆.XibMUKIvI[saga]
2016/01/16(土) 21:01:30.19 ID:scpMd8kO0

その後も雪ノ下は収まりのよい場所をなんとか見つけようと奮闘していたが、やがて諦めたようで大人しくなった。
自転車が段差を越えるたびに、車体が細かく跳ねる。もちろん、極力減速はするのだがそれにだって限界はある。

「大丈夫か?」

「今のところ大丈夫。だから、気にしないで」

「そうか。なんかあれば言ってくれ」

その後も適当な会話をしつつ時折後ろを気にしながら走っていると、再び段差で自転車が跳ねた。
同時に、ついっと体が引っ張られる感覚。
その元を見やれば、いつぞやの猫の手ミトンがコートの右脇をちょこんと摘まんでいる。

「……揺れて危ないから」

「……そうだな」

これくらいなら何も言うまい。それが彼女の安心に繋がるのならば、されるがままになっておこう。




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