過去ログ - どうにも、比企谷八幡は彼女のお願いに弱い
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◆.XibMUKIvI
[saga]
2016/01/16(土) 21:00:02.08 ID:scpMd8kO0
「……比企谷くん」
「どうした?」
「こんなに痛いものなの?」
「は?何が?」
首だけを後ろに巡らせると目が合った。
雪ノ下は少し言いづらそうに顔を背けると、ぽそりと呟く。
「……お尻」
「……あー」
ぱっと信号が青に変わった。それ以上後ろを振り向くことなく走りだす。
「まあ仕方ないんじゃねーの。つーか俺だって後ろ乗ったことないからわからん」
「あなた、2人乗りする友達がいないものね」
「お前に言われたくないっつーの。それに、俺には小町がいればいいんだ」
「ふふっ、相変らずね」
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