3: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:32:05.73 ID:T1bjOOYM0
ただひたすら練習した。繰り返し、繰り返し。冬だというのに汗が止まらない。
少し水分とって、だけど休む時間も勿体なくて、休憩もそこそこに練習。
足は重い、腕に力が入らない。最高のパフォーマンスなんて出来ない。こんな状態じゃ出来るはずもない。
4: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:33:14.94 ID:T1bjOOYM0
「あれ、誰かいるんですか?」
え、扉が開いて女の人が入ってくる。知らない人だ。まあアタシはここにきて日が浅いし知ってる人のほうが少ない。
5: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:34:01.06 ID:T1bjOOYM0
「まだ私は見習いで雑用とかのほうが多いし、周りからはトレーナーのルーキーってことでルキちゃんなんてあだ名で呼ばれたりするけどね」
「あはは、それならアタシもアイドルのルーキーですよ」
6: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:34:29.65 ID:T1bjOOYM0
……あれ?
「鳥は鳥でも、鶏ですかね?」
7: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:35:01.07 ID:T1bjOOYM0
そこで慶さんはなにかを思いついたようで。
満面の笑みで提案してきました。
8: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:36:27.83 ID:T1bjOOYM0
_________________________________
次の日、トレーナーさんとのレッスンではステップ以外を重点的に、流れを意識しての練習をやってもらった。
9: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:37:13.73 ID:T1bjOOYM0
「力強いですし」
「なんでそんなダチョウ褒めてるんですか?」
10: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:37:50.33 ID:T1bjOOYM0
それからさらに数日後、慶さんとも少し打ち解けた。具体的に言うとアタシがタメ口になった。
慶さんは敬語のままだし本当はよくないと思うけど慶さん自身がいいって言ってくれたからそれに甘えてる。
11: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:38:33.37 ID:T1bjOOYM0
時が流れるのは早くてライブ前日。
今日のレッスンは何回か通しでやるだけ、最終調整。
12: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:39:01.37 ID:T1bjOOYM0
「じゃあ、踊ります」
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