過去ログ - 僕はお兄ちゃんのトイレです
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6:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/14(木) 20:36:38.14 ID:WSIzw0zAO
そして現在

「……」

紙と紙が擦れる音。兄は本を読んでいた、表紙は日本語じゃない文字で難しいことはわかった。
兄は真剣な表情だった。
無造作に続く息切れとうめき声にまるで気付かないように、背もたれに背を預け膝を折り曲げ体育座りのような体勢でクッションのようなものに座っている。
それはそのまま漫画に出てきそうなほど絵になる美しい文学少年だった。

最も彼が尻に敷いているものが普通のクッションだったらの話だが。彼は、膝とお腹の間に何かを挟んでいた。
それは20kgばかしの米袋だ、一見理解不能な行動だ、だが彼が尻に敷いているクッションらしきものの正体を知ればその謎も解決する。
その正体とは

「お…にい…ちゃ……重っ…」

彼の弟そのものだった。兄は、弟のお腹の上に腰を掛け弟の膝を背もたれ代わりに背中を預け本を読んでいた。


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