過去ログ - 岡崎泰葉「アイドル最後の日」
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1:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:35:21.22 ID:p8s59x6z0
・シンデレラガールズ2次創作
・プロデューサーとアイドルの恋愛
・ゲーム本編の10年後設定
・小説形式

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2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:36:20.26 ID:p8s59x6z0
「アイドルに恋愛は御法度です。」
岡崎泰葉は僕の目の前でそう断言した。
「私はアイドルです。だからこの気持ちはあきらめることにします。」
「確かにアイドルは恋愛してはいけないことになってる。けれども僕は泰葉にはひとりの女の子としても幸せになってほしいと思ってるよ。」
「プロデューサーは優しいですね。」
以下略



3:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:36:58.76 ID:p8s59x6z0
「あの告白からもう10年か…」
そう独り言を口にすると
「独り言なんて老化のはじまりじゃない?」
そんなちゃかすような声が聞こえた。
「周子か。久しぶりだね。」
以下略



4:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:37:33.95 ID:p8s59x6z0
「今日はなにしにきたの?」
「なにしにって失敬だなー。泰葉のラストステージを見に来たにきまってんじゃん。」
「えっ?ああ、そうだね。」
「そうだねって、ほんとに大丈夫?ボケがはじまったの?」
「ちょっと緊張してるからじゃないかな。」
以下略



5:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:38:07.91 ID:p8s59x6z0
「これでもあたし、信頼されてんのよー。それにしても10年も待つなんて…」
「ロマンチックすぎる?」
「いや、どん引き。」
「どん引きかよ…。」
まあそれも分かる。我ながらどうかしてるとも思うし。
以下略



6:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:38:40.54 ID:p8s59x6z0
岡崎泰葉がアイドルとしてのラストステージの舞台として選んだのはあるテーマパークであった。
「アイドルとして10年間活動してきました。子役からアイドルに転向して大変なこと、つらいこともたくさんありました。うまくいかずに悔しい想いをするときもありました。」
「それでもアイドルを続けられたのはアイドルの仲間やスタッフ、そしてなによりファンのみなさんの支えのおかげです。ほんとにありがとうございました。」
「ひとりだったら決してここまでたどりつけませんでした。もうアイドル活動は終わりになりますが、今までの全ての日々は私の財産です。」
「それでは最後の曲、聞いてくださいーーー」
以下略



7:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:39:35.79 ID:p8s59x6z0
「本当にお疲れさま泰葉。」
「ありがとうございます。ここでのステージだけが心残りでしたから…。」
アイドルになって少ししたころ、泰葉はこのテーマパークでのライブイベントに参加したことがあった。
このころは精神面でアンバランスな状態になっており笑顔でステージをやりきることができなかった。僕はこのある種の失敗は長期的視点でいえば決してマイナスではないと思ってるし、泰葉にもそれは伝えた。
しかし「観客のみなさんにとって一つ一つのステージは唯一無二のものなんです。」と泰葉は言った。だから過去の失敗そのものは取り消せなくとも、せめて…ということでラストステージをここでおこなうことにしたのだ。
以下略



8:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:40:26.07 ID:p8s59x6z0
「撤収が終わったら迎えに行くから楽屋で待っててくれないかな。」
「分かりました、待ってますから…。」
少し頬を染めてそう言った。この10年で泰葉は背こそあまり伸びなかったが、だいぶ雰囲気は大人っぽくなっていた。髪型の変化が一番大きい。子役時代からあまり変えてなかったという前髪ぱっつんをやめて、肩くらいまで髪を伸ばしていた。
でも目もだいぶ変わったと思う。こう官能を感じる大人っぽい艶やかさをまとっているというか…。
「プロデューサー?」
以下略



9:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:41:05.50 ID:p8s59x6z0
10年前、泰葉と僕は互いの気持ちを確かめ合った。僕は周囲に秘密にしてつき合ってしまえばいいと思った。でも泰葉はそんなことはできないと断言した。ファンに対して嘘はつきたくないと。
それでも僕は諦めきれなかった。彼女と一緒にいたいと思った。それに泰葉だって気持ちは同じなのだ。だったらどうして諦められるだろう。
そうやって粘り続けてやっと引き出したのだ。
「私のアイドル人生が終わるまで待っていてくれるなら…」


10:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:42:57.19 ID:p8s59x6z0
「お待たせ、泰葉。」
「お疲れさまです、プロデューサー。」
どことなく堅い口調で言葉をかわす。互いにこれからどうするか考えているからだろうか。
「あのさ、泰葉」
だったら僕の方から行動を起こそう。
以下略



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