15:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:46:56.32 ID:p8s59x6z0
「すいませんでした…。告白をめちゃくちゃにしてしまって…。」
「いやそもそも僕が噛んだのが悪いわけだし…。」
泰葉がひとしきり泣き終わると今度は反省会みたいな雰囲気になってしまった。夜空の下2人でベンチに並んで座っていた。なぜこうもうまく行かないのか。
「あっ。そうだ。」
僕はあることを思いだし、スーツのポケットを探る。そして小さな黒い箱を取り出す。
泰葉の方を向きそれを差し出す。
「もう情緒もヘったくれもなくなっちゃたけどこれを。」
「これって…」
「改めてちゃんと言うよ。泰葉。」
「僕と結婚してください。」
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