過去ログ - 京太郎「なんてことはない大学生活」
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21: ◆LEr1qHwPyN4O[saga]
2016/01/18(月) 23:12:47.30 ID:bsIZdEwzo
そんなこんなで午前が終わり、時刻は12:30。
多くの学生たちは食堂で、あるいはベンチで弁当など、とにかくランチタイムである。
あのあとの講義は新子と別々だった俺は、1人食堂へと赴き、昼食をとることにした。
さて、今日は何にしようか、朝早く起きたために少しばかり腹が空いた、多めにとることにしようか……
悩んだ末に、結局カレーを頼むことにした。
唐揚げとサラダも頼んだ、これでボリュームはバッチリだ。
適当な席を探し、座る。
昼時だけありなかなか混雑している。
「あ、須賀くん」
ふと、声をかけられた。
振り向いてみれば、そこにはやはり、見知った顔が。
「どうも、本内センパイ」
「うん、こんにちは。隣、いいかな?」
「もちろんですよ」
片目の隠れる特徴的なヘアスタイルの彼女は、本内成香さん。
やっぱり麻雀サークル所属の、一つ上のセンパイだ。
「今日は、1人なんだ」
「ええまぁ、水曜の昼前に受ける講義は見事に知り合いがいなくてその流れで」
「そうだっけ?」
「えぇ」
別に俺はぼっちというわけではない、仲のいい同性の友達もいるし。
ただ、なんというか食事は救われてなきゃダメなんだ、一人で静かで豊かで……
それはともかく、本内センパイと同席して食事である。
この人は本当にお行儀良いというか、食事中はマナーよく静かに食べる。
そのため俺も食事に集中できる。
ん!この唐揚げは本当にうまい!なんというか、胸肉の弾力が生意気なくらいだ!
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