68: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/22(金) 21:30:11.43 ID:1n+TLc+M0
しかし、これは突いただけで薪がさらに細かくならないか、不安だ。
そう思い、槍先で試しに突いてみた。
――と、
勇者「ぶおっ!!」
後頭部に衝撃が襲いかかる。
後頭部を押え、痛みに耐えながら痛みが引くのを待つ。
そして、後ろを向くと、薪がぷらぷらと回っていた、いや、気付かぬ間に、薪が四方八方に展開し、囲まれていた。
勇者「……」
試しに、もう一度、近くの薪を突いてみる。
今度は、慎重に、だ。
木が揺れる。その木が別な木にぶつかり、あたりの薪が揺れていく。
そうして、
――左膝裏と、胸に衝撃が襲う。
展開も予測もできない。しかし、これでも避けたのだ。
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