30:名無しNIPPER
2016/01/22(金) 00:22:01.27 ID:dSk6orwwo
でぃすくを挿入してテレビの電源を入れると、自動的に再生が始まります。
『あなたが来た、待ち伏せするの♪』
31:名無しNIPPER
2016/01/22(金) 00:22:35.76 ID:dSk6orwwo
プロデューサーと横に並んで、ソファーに座ります。
『ねえ、いいかな……もっと笑顔送ってみて♪』
32:名無しNIPPER
2016/01/22(金) 00:23:04.77 ID:dSk6orwwo
貴音「あ……ありがとう、ございます」
プロデューサーはあの日と同じように、隣からわたくしの頭を撫でました。
33:名無しNIPPER
2016/01/22(金) 00:23:51.40 ID:dSk6orwwo
真っ白な衣装を着て、半分引きつった表情で手を振るわたくしは、とても幸せそうです。
そして、いまも。これからもずっと、わたくしは幸せでいられる。
そうありたい、と思っていました。
34:名無しNIPPER
2016/01/22(金) 00:24:33.78 ID:dSk6orwwo
P「お、お願い?」
わたくしは、差し出されたハンカチで目尻を拭ったあと、
35:名無しNIPPER
2016/01/22(金) 00:25:47.42 ID:dSk6orwwo
貴音「よかった……」
P「どうしたんだよ。元気ないけど」
36:名無しNIPPER
2016/01/22(金) 00:26:33.87 ID:dSk6orwwo
――
第4審判「……」[1:13]
37:名無しNIPPER
2016/01/22(金) 00:27:09.02 ID:dSk6orwwo
今までの仕事を追うように、わたくしとプロデューサーは映像を見ていました。
初めての音楽番組、初めてのフェス、あのときのライブ……。
貴音「どれも思い出深いものでした」
38:名無しNIPPER
2016/01/22(金) 00:27:57.37 ID:dSk6orwwo
貴音「では」
P「ああ。気をつけてな」
39:名無しNIPPER
2016/01/22(金) 00:28:45.91 ID:dSk6orwwo
貴音「おやすみなさいませ」
P「おやすみ、貴音」
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