過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」 続
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11: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2016/01/22(金) 16:11:39.58 ID:/ZD9aHTaO
未央「あーちゃん、あーちゃん! ……大丈夫? ぼーっとしちゃって……」

藍子「…………ふぇ?」

外に出て軽く肩をぽんぽんと叩いてあげると、ようやくあーちゃんは意識がはっきりしたようだった。

藍子「……あれ? 私……」

未央「あ、気づいた? よかった、あれからずっとふわふわしてたから具合悪いのかと思ったよ……」

藍子「あれから、ですか? えぇと……」

と、そこまで言って彼女は考えるような素振りを見せると――数秒経ってから、みるみる顔を赤くしていった。
……さっきの事を克明に思い出したんだろうか。

藍子「…………わ、わたし、なんてこと……!」

多分、個室を出る直前に意識が朦朧としたまま私にキスを「おねだり」してしまったことを思い出しているんだろう。確かに……あーちゃん、アレは相当こっちもドキッとしたけれど、しかし当の本人にしてみればかなり恥ずかしかった筈だ。


藍子「わ、忘れてください! あんな……うぅ」

未央「えっと……いや、その、私もなんかついやりすぎちゃったっていうか……。あーちゃんがあんまり可愛すぎて、我慢できなくなっちゃったっていうか」

藍子「わーー! わーー! 何だか今になって急に恥ずかしくなっちゃうのでやめてくださいーー!」

思い返せばさっきの事だけじゃなく、今日一日あーちゃんには色々と誘われているような節もあったような気がする。当時はまさかあーちゃんが私の事が好きだなんて考えてもいなかったから、気づかなかったけど……。



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