過去ログ - 美城「シンデレラガールズ、プロジェクト」
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13:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 00:45:36.63 ID:hQmjlrK3O
部長「…以前の彼女は、アイドルの為に日夜車を走らせ、革靴を擦り減らし、雨の中も傘もささずに走っていたような、まるでプロデューサーの鑑のような人間だった」

武内P「…彼女が…」

部長「だがどうだろう。戻ってきた彼女は、アイドルを金銭の、会社の利益の為の商品として扱うようになってしまっていた」

武内P「…」

部長「自身は動かず、部下やスタッフに任せるような…そんな人間になってしまった」

武内P「…」

部長「…だが、本当は違う」

武内P「…」

部長「私は、今も昔も、彼女ほどアイドルという者達の事を大事にしていたような人間は見たことがない」

武内P「…」

部長「…そして、今、だ」

武内P「…今?」

部長「…彼女は、再び変わりつつある」

武内P「…」

部長「…いや、違うな。…これは、元通りというのだろうか」

武内P「…」

部長「誰の影響かは知らないが、自身でプロジェクトを立ち上げ、現場にも少なからず足を運ぶようになり…」

武内P「…」

部長「最近では、以前とはいかずとも…笑顔を見せるようにもなった」

武内P「…」

部長「あの時のような、アイドルを愛する美城君へと、ね。…君は見なかったのかな?」

武内P「…そのような、経験が…」

部長「…以前の彼女の口癖」

武内P「?」

部長「…心からの、笑顔」

武内P「!?」

部長「…だったかな?」

武内P「…専務が…」

部長「…そう。そっくりなんだよ。昔の美城君と、君はね」

武内P「…」


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