過去ログ - 【モバマスSS】Be My…
1- 20
3: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/01/26(火) 00:38:13.27 ID:RfB0zBMr0



何となく空を見上げると、都会にしては珍しく沢山の星が輝いていた。
分かる人が見れば何たら星座だったり何たら星雲だったり分かって楽しいのだろうけど、残念ながら私にそんな知識もない。
でも、月くらいなら分かる。
そう思い夜空で一番大きな星を探すが、これまたツキがない事にほぼ新月だった。


「むーん…」


少し唸り、視線を正面へ落とす。
気付けば目的の駅へと辿り着いていた。
なんとまぁ、下らない事を考えている時の時間の流れの早い事。
寒い街を一人で歩いている時間なんて嫌なだけだから、有難いと言えばそうなのだけれど。
身を包む寒気に別れを告げ、地下の暖気へ潜り込んだ。


帰宅ラッシュの時間も過ぎたのか、駅に人は少なかった。
これなら問題なく最寄駅まで座って過ごせそうだ。
文明の利器とは本当に有難い。
暖かい空気ごと私を運んでくれるのだから。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
52Res/37.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice