過去ログ - P「伊織と貴音を連れて,食事に行く」
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名無しNIPPER
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2016/01/26(火) 21:21:40.98 ID:YUCQRze/0
「……で? その『準備』が大切な事は分かったから、早く続きを話しなさいよ」
「うん。だからね? 出来合いの惣菜を使うのは味気ないと思った僕は、
以下略
15
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:22:38.90 ID:YUCQRze/0
「話を戻そう。さっきも言ったけど、最近のコンビニはホントに便利になっていてね。
卵やお肉、野菜なんかも売ってるんだよ!炊きたてご飯と一緒に食べるために、僕はちょっと奮発して食材を買い込んだんだ。
以下略
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:24:00.44 ID:YUCQRze/0
「まったく、余計な茶々を入れるから話がさっぱり進まないじゃないか。
とにかく、ご飯が炊ける頃にはお肉も焼き終わって、僕は晴れて食事にありつけることになったんだ
以下略
17
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:25:16.37 ID:YUCQRze/0
「食事を終えて、後片付けをして……余った残り物を冷蔵庫にしまう時に、おや?っと思ったんだ。
何ともいえない不安が、僕を襲った違和感の正体を探ろうとした。僕は必死に記憶の糸を手繰り寄せ……
以下略
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:29:35.00 ID:YUCQRze/0
「まさか、そんなはずは無いと、僕は辺りを見回したけど……何処にも、見つからなかったんだ――その時は」
そこまで言って、プロデューサーが黙り込む。
以下略
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:30:41.94 ID:YUCQRze/0
私、今凄く怯えた表情をしてるんじゃないかしら……自分でも、鳥肌が立っているのがわかるもの。
そんな事を考えていると、プロデューサーが、ぼそり、と呟く。
以下略
20
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:31:18.76 ID:YUCQRze/0
「冷蔵庫にはっ! ゴーヤしか残っていなかったんだっ!!」
以下略
21
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:31:58.55 ID:YUCQRze/0
瞬間、気がつくと私は手近に置いてあったメニュー表でプロデューサーの頭を思いっきり引っぱたいていた。
店内に、小気味良い音が響き渡る。それと同時に――。
以下略
22
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:33:13.07 ID:YUCQRze/0
「痛い! 痛いって伊織くんっ! 止めなさい! あいたっ! めっ!」
肩で息をしながら、私は椅子に座りなおすとオレンジジュースを飲んで――って、空だったわ。
以下略
23
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:34:01.53 ID:YUCQRze/0
周囲の視線が、再び私達に集まる。当たり前よ、誰だって急に大声でバカバカ聞こえたらびっくりするわ。
そんな私からの睨むような視線を受けてなお、目の前のプロデューサーは悪びれた様子もなく言う。
以下略
24
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:35:07.88 ID:YUCQRze/0
「話は始めの方まで戻るんだけど、僕が事務所の冷蔵庫の中身を確かめたとき、何が入っていたか覚えているかい?」
「えっと、確か……」
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