過去ログ - P「伊織と貴音を連れて,食事に行く」
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5:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 19:00:12.74 ID:YUCQRze/0

 私のセリフに、驚愕の表情を浮かべる貴音。あんたは一体、メニュー表の何処を見てたの?

 呆れ顔の私を見て貴音が呟く。

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 19:17:25.61 ID:YUCQRze/0

 それから程なくして注文した料理が運ばれて来た。私は無難にパスタ、貴音は謎のマカロニ料理、

そして問題なのがプロデューサー。
 
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 19:20:18.56 ID:YUCQRze/0

 あの後、「夕方から仕事を始める人にとっては、今の時間が朝である」という意味不明な主張でモーニングを

要求し続けたプロデューサーは、最終的に店長まで呼び出して抗議。本人は自分の熱い話し合いによって

以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 19:39:42.53 ID:YUCQRze/0

「そうそう。隠すって言えばこんな話があったんだけど……」


 そう言って、プロデューサーが私を見る。その顔に「聞きたいよね?」って文字がありありと浮かんで見える。
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9:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 19:55:34.94 ID:YUCQRze/0
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「その日、僕はどうしても片付けなくてはならない仕事があって、不本意ではあったけども事務所に残って仕事をしていたんだ。

眠たい目を擦りながらもくもくと作業をこなしていって、そろそろ日付も変わりそうになったところで、
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10:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 20:06:48.60 ID:YUCQRze/0

「仕方が無いから、僕はコンビニに行くことにした。そうそう、最近のコンビニは本当に便利になったよね。

何時までだって開いてるし大抵の物ならなんでもそろう――話を続けるよ? コンビニに着いた僕は、

以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 20:17:11.75 ID:YUCQRze/0

「だから惣菜を買って、ご飯を炊いて食べることに決めたんだけど……炊きたてご飯と一緒に食べるのに、

レンジでチンした惣菜を食べるってのも、味気ないだろう――えっ? 別にどうだって良い? 

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 20:18:46.69 ID:YUCQRze/0

 ここまで話して、プロデューサーは再びコーヒーカップに手をやった。一口飲んで、再びニヤリと笑う。


「僕は食に関してはうるさいからね。美味しく食べるためのひと工夫なら、無意識のうちに体が動くレベルだから!」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 21:19:23.49 ID:YUCQRze/0

「まこと、プロデューサーの言う事は的を射ておりますよ。伊織」


 突然、それまで黙ってマカロニを頬張っていた貴音が会話に加わる。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 21:21:40.98 ID:YUCQRze/0

「……で? その『準備』が大切な事は分かったから、早く続きを話しなさいよ」

「うん。だからね? 出来合いの惣菜を使うのは味気ないと思った僕は、

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 21:22:38.90 ID:YUCQRze/0

「話を戻そう。さっきも言ったけど、最近のコンビニはホントに便利になっていてね。

卵やお肉、野菜なんかも売ってるんだよ!炊きたてご飯と一緒に食べるために、僕はちょっと奮発して食材を買い込んだんだ。

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