137:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 11:17:21.09 ID:3HRQpZhh0
10数分後。
キッド「着きました。ここです」
蘭「やっぱり、新一の家……」
キッド「お気づきでしたか」
蘭「方向から何となくね。私に会いたいのって、まさか」
キッド「それは中に入れば分かります。危険が無い事だけは保証します」
蘭「分かった。ありがとう」
キッド「いえ。では私はこれで。麗しき御婦人にどうか幸多かれ」ボンッ
蘭「……入ろう。ここまで来たんだし」ギィッ
キッド「……良し。中に入っていったな。ヒヤッとしたが、勤めは果たしたぜ。後はお前次第だ。工藤新一」
キッド「……って、ヤベ!早く帰らねーと青子に叱られる!!」
阿笠「外から声がしたのう、恐らく」
哀「着いたのね……」
ふと、彼が昔言っていた言葉を思い出した。
「言葉は、刃物なんだ」
言葉は使い方で人の心を慰めも傷つけもする。
2人がどんな言葉を交わすのかは分からないが、お互いの心を傷つけない事を信じるしかない。
あと僅かで、その時は訪れるのだから。
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