42:名無しNIPPER[saga sage]
2016/01/30(土) 21:02:29.40 ID:AKekjcd90
その後試合はもつれたが、彼が終了間際逆転ゴールを決め見事勝利。チームは優勝を果たした。
哀「おめでとう。いっちゃん」ニコッ
さて、こうしてはいられない。帰って出迎える格好に戻らねば。
哀「でも、カッコ良かったわね」
ゴールした姿もそうだが、その後こちらに拳を挙げてくれた姿は忘れられない。
哀「帰ってきたら、思いっきり笑顔で迎えてあげないと」
そう思っている内、家に辿り着く。
哀「少し疲れたわね。人だかりの中は……。用意をして少し休みましょう」
きっと彼はインタビューやら打ち上げやらで帰ってくるのは遅い。セッティングをして休む時間はあるはず。
ワインと少しのつまみを用意し、ソファに腰掛けることにした。
ちゃんとしたお祝いは、また後日させてもらおう。
哀「……さあ、何時に帰ってくるかしら。楽しみね」
……楽しそうね。
哀「誰?」
……誰かしら。
哀「誰?何なの?」
……さあ。ねえ、あなたは今幸せ?
哀「当たり前じゃない。幸せよ」
……本当にそうかしら。
哀「何が言いたいの?」
……だって、あなたは隠してる。
哀「私が何を隠してるっていうの?」
……気づいてるでしょ?あなたは
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