過去ログ - 灰原「あれから、私は……」
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79:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 14:07:49.59 ID:sNqVtMtWO
阿笠「まあ、男子諸君はワシを気遣って来てくれる訳なんじゃが。歩美君の場合は、やはり君達の事が良く話に出るわい。連絡は無いか、良く聞きに来とった」

哀「そう......」

テレビの発言で、分かってはいた。彼女の中から灰原哀や江戸川コナンが消えていない事は。
以下略



80:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 14:16:22.05 ID:sNqVtMtWO
新一「まあ、眠らせるコナンが消えたんだから当然だわな」

阿笠「で、それから依頼は激減。彼は酷く落ち込んだそうじゃ」

哀(まあ彼の推理力なら)
以下略



81:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 14:25:51.29 ID:sNqVtMtWO
阿笠「で、話によれば蘭君の帰りは明後日だそうじゃ。そこに狙いをつけると良かろう」

新一「分かった。じゃあ明日は歩美の所だな」

明日、吉田さんに会える。果たしてどうなるのか。
以下略



82:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 14:34:38.52 ID:sNqVtMtWO
新一「そー言えば、10年って言やあ。博士、フサエさんとはどうなってんだよ?」

阿笠「ドキッ」

哀「そう言えば、イチョウの下で会って10年位になるわね。気になるわ」
以下略



83:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 21:15:11.32 ID:lJJWb2OvO
明るいニュースに心が安らぐ。

この後、私達は束の間の団欒を楽しんだ。

だがこれからの事を考えると、正直気持ちは重くなる。
以下略



84:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 21:21:59.03 ID:lJJWb2OvO
新一「追跡メガネじゃねーか。懐かしいな」

阿笠「歩美君は今も探偵団バッヂを持っていたからの。いざとなればこれで位置を確認できる」

哀「ありがとう博士。行ってくるわ」
以下略



85:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 21:31:24.33 ID:lJJWb2OvO
そう告げた後、不意に鼓動が高鳴る。

今頃突然現れて、やはり彼女を混乱させるだけではないのか。

与えなくても良い傷を与えるだけでは無いか。
以下略



86:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 21:48:14.00 ID:lJJWb2OvO
哀「お陰で楽になったわ。行って来る。何かあったら連絡するから」

新一「ああ。気を付けてな」

......いよいよだ。彼女はどんな顔をするだろう。
以下略



87:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 21:54:47.80 ID:lJJWb2OvO
哀「覚えているかしら、吉田さん。灰原。灰原哀よ」

???「......!!」

......沈黙が続く。イタズラと思われたか、ショックで喋れないのか。
以下略



88:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 22:00:02.35 ID:lJJWb2OvO
歩美「良かった。本当に良かった、哀ちゃんが無事で......。よかったよぉぉ......」

それから暫く、彼女は泣き続けた。

泣きながら私との再会を喜ぶ彼女の姿を見て嬉しかった反面、これから告げる事を受け入れて貰えるか不安になる。
以下略



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