83:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 21:15:11.32 ID:lJJWb2OvO
明るいニュースに心が安らぐ。
この後、私達は束の間の団欒を楽しんだ。
だがこれからの事を考えると、正直気持ちは重くなる。
84:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 21:21:59.03 ID:lJJWb2OvO
新一「追跡メガネじゃねーか。懐かしいな」
阿笠「歩美君は今も探偵団バッヂを持っていたからの。いざとなればこれで位置を確認できる」
哀「ありがとう博士。行ってくるわ」
85:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 21:31:24.33 ID:lJJWb2OvO
そう告げた後、不意に鼓動が高鳴る。
今頃突然現れて、やはり彼女を混乱させるだけではないのか。
与えなくても良い傷を与えるだけでは無いか。
86:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 21:48:14.00 ID:lJJWb2OvO
哀「お陰で楽になったわ。行って来る。何かあったら連絡するから」
新一「ああ。気を付けてな」
......いよいよだ。彼女はどんな顔をするだろう。
87:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 21:54:47.80 ID:lJJWb2OvO
哀「覚えているかしら、吉田さん。灰原。灰原哀よ」
???「......!!」
......沈黙が続く。イタズラと思われたか、ショックで喋れないのか。
88:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 22:00:02.35 ID:lJJWb2OvO
歩美「良かった。本当に良かった、哀ちゃんが無事で......。よかったよぉぉ......」
それから暫く、彼女は泣き続けた。
泣きながら私との再会を喜ぶ彼女の姿を見て嬉しかった反面、これから告げる事を受け入れて貰えるか不安になる。
89:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 22:09:46.04 ID:lJJWb2OvO
哀「良いの?」
歩美「もちろん!さ、上がって!」
哀「じゃあ、お邪魔します」
90:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/04(木) 23:09:19.04 ID:lJJWb2OvO
本日はここまでです。
また後日。
91:名無しNIPPER[sage]
2016/02/04(木) 23:48:59.56 ID:PBLSZWW4o
乙
この元気がつらい...
92:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/05(金) 19:21:35.67 ID:pg0B8egoO
哀「......」
歩美「2人が突然転校しちゃった時はとっても寂しかったけど、きっと事情があるんだって。そう思って頑張って来たんだ!芸能界に入ったのは、何処にいてもきっと見てくれる様にって思ったんだよ!」
哀「......」
93:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/05(金) 22:47:01.05 ID:pg0B8egoO
哀「違うの。そうじゃないの......」
私があなたに言いたいのは......。情けない、声が出ない。
歩美「......大丈夫だよ、哀ちゃん。話して」
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