過去ログ - モバP「まゆ、アイドルをやめろ」
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1: ◆XGUhGKCp0s[sage saga]
2016/01/29(金) 13:53:29.49 ID:nJx9Zcsm0
モバマスssです
地の文あり
たまにキャラ崩壊あり
ゆっくり書いていきます


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2: ◆XGUhGKCp0s[sage saga]
2016/01/29(金) 13:58:08.79 ID:nJx9Zcsm0
凛「プロデューサー、今日帰ってくるんだよね」

卯月「ちひろさん、ドッキリのこと、まだプロデューサーさんには伝えていないんですよね?」

「ええ、まだ……」
以下略



3: ◆XGUhGKCp0s[sage saga]
2016/01/29(金) 13:59:56.97 ID:nJx9Zcsm0
P「おはようございます、ちひろさん……ってあれ?」

P「今日は、アイドル百五十人近くが全員オフの、祝福すべき日だぞ? なんでお前ら来てるんだ?」

杏「……ちょっとね」
以下略



4: ◆XGUhGKCp0s[sage saga]
2016/01/29(金) 14:08:08.86 ID:nJx9Zcsm0
「Pさん、おとといのお昼から早退して、昨日も休まれましたよね」

P「ええ、少し、用事があったもので」

「Pさんが帰ったあと、わたし、魔がさして……ドッキリを仕掛けようと思ったんです」
以下略



5: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 14:16:46.60 ID:nJx9Zcsm0
P「ああ、だから集まったのか。でも俺仕事ですよ?」

「はい。でもまあスタドリで釣ればそこは大丈夫かと……そうではなくて」

わたしは息を吸い、ぽつりと零した。
以下略



6: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 14:17:40.89 ID:nJx9Zcsm0
P「」

P「……」

P「…………はっ」
以下略



7: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 14:18:17.74 ID:nJx9Zcsm0
「この事務所をやめるって、電話をしてきたんです」


8:名無しNIPPER[sage]
2016/01/29(金) 14:21:46.98 ID:EoFSGUXcO
毎回思うけどドッキリじゃ済まされねぇ問題だよな
死んだって吹聴するとか


9: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 14:26:28.26 ID:nJx9Zcsm0
P「え?」

P「なにそれ」

凛「ちゃ、ちゃんとちひろさん、ネタばらしはしたんだよ」
以下略



10: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 14:27:33.79 ID:nJx9Zcsm0
『まゆちゃん、落ち着いて聞いて……』

まゆ『どうしたんですかぁ……?』

『Pさんが、亡くなったの』
以下略



11: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 14:29:59.87 ID:nJx9Zcsm0
まゆ『……死んじゃったなら、仕方ないですよねぇ』

呻くような、そんな声。

わたしはここで、とんでもない間違いを犯したのだと気付いた。
以下略



12: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 14:31:00.71 ID:nJx9Zcsm0
まゆちゃんの表情。

笑顔の張り付いた、不気味な表情。

その笑顔は、とても、冷たくて……美しかった。
以下略



13: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 14:32:44.32 ID:nJx9Zcsm0
まゆ『自分でもびっくりです』

まゆ『こんなにも、冷静でいられるものなんですね、まゆは』

まゆ『泣かなきゃ、って思うんですけど』
以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2016/01/29(金) 14:35:22.47 ID:/Ppi100c0
逆鱗に触れるってレベルじゃねえな…


15: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 14:38:48.50 ID:nJx9Zcsm0
『そ、そうなの。嫌な思いさせちゃったかな、でも、明日プロデューサーさんとデートできる権利が』

まゆ『いりません』

『え?』
以下略



16: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 14:46:54.88 ID:nJx9Zcsm0
杏「杏、このとき鳥肌立ったよ」

卯月「わ、私もです……」

凛「うん、なんだかすごく……怖かった」
以下略



17: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 14:56:36.05 ID:nJx9Zcsm0
P「はい?」

卯月「正門からふらふらって、出ていったのが監視カメラに映ったっきりで……」

P「どこにいるのかもわからないってことですか?」
以下略



18: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 15:05:29.09 ID:nJx9Zcsm0
杏「で……どうだったの? まあ、聞いてたらわかったけどさ」

P「ああ……」

P「結局何も話してくれなかったよ。346をやめますって、そればっかだった」
以下略



19: ◆XGUhGKCp0s[saga]
2016/01/29(金) 15:15:07.56 ID:nJx9Zcsm0

車の中で、Pさんはずっと黙ったままだった。

「あの、Pさん……本当に、ごめんなさい」

以下略



20:名無しNIPPER[sage]
2016/01/29(金) 15:17:17.98 ID:dmRD3kqtO
鬼!悪魔!ちひろ!


21:名無しNIPPER[sage]
2016/01/29(金) 15:18:11.97 ID:dmRD3kqtO
やち天


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