過去ログ - 提督「ようこそ、ないない駆逐隊!」
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24: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/01/30(土) 00:39:44.69 ID:K25RJtsF0
天津風「はぁ!? 今回の敗北を真面目に反省して、それを次に繋げるんでしょうが!」
浜風「我々は過去に何度も敗北し、真面目に反省をしてきました。それを次に繋げてきた結果がこれです。
果たして、こんな実らない反省会を繰り返して、何か意味があるのですか?」
天津風「そ、それは…………!」
浜風「……ですがまぁ、どうしても報告書を作成するために反省文が必要だと言うのであれば、協力します。
私が今から言うことを、一言一句漏らさず、その紙に書いてください」
天津風「…………」
浜風「敗北の第一の原因は、島風の慢心と独断専行」
島風「ふんっ」
浜風「そして第二の原因……最たる敗因は、旗艦の判断ミスです」
天津風「何よ……私が悪いって言いたいの?」
浜風「その通りです。あの煙幕と不自然な砲雷撃で敵の策略に気が付かなかった、あなたに責任があると、私は思います」
天津風「全部私のせいで……あなたたち僚艦には何の責任もないっていうのね……」
浜風「当然です。我々は旗艦の判断に従っただけですから」
天津風「あぁそう……そうなのね……他の皆も、そう思ってたんだ」
浦風「う、ウチは……その……」
時津風「…………」
雪風「雪風は……あの……」
天津風「そうよね……えぇ……私のせいよ。全部……全部全部全部! 私が悪いんでしょ!?」
一同「…………」
天津風「フン! いいわよ別に! だったら私、こんな艦隊の旗艦なんて、辞めてやるんだから!!」
浜風「翔鶴さんに与えられた職務を放棄するということですか」
天津風「そんなの知らない! だいたい私、旗艦なんてやりたくなかったのに!
こんなバラバラな艦隊の旗艦なんて、死んでもやりたくなかったのに!! もうウンザリよ! 辞めるったら辞める!」
浜風「辞めたければそうしてください。中途半端な気持ちでは困ります」
天津風「……バカ…………バカ!! バカバカバカバカバカーーーー! 皆のバカァアアアーーーーーーッ!!」
タッタッタッタッタ……
浦風「行ってしもうたね……」
時津風「はぁー。もう、なにこれ。雪風、アイス食べにいこうよー」
雪風「は、はい……」
島風「わたし、お散歩してくるから」
ゾロゾロゾロ バタン
浜風「どう足掻いたって無理なんですよ。この駆逐隊は」
浦風「自分で言うのもアレじゃけど…………ウチらってとことん、『ないない駆逐隊』なんじゃね」
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