過去ログ - 提督「ようこそ、ないない駆逐隊!」
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25: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/01/30(土) 00:51:31.69 ID:K25RJtsF0
〜 鎮守府 桟橋 〜
天津風「はぁ……結局どこに行っても私たち……」
時雨「元気なさそうだね?」
天津風「はっ!? 時雨!?」
時雨「……あ、ごめん。泣いていたの?」
天津風「な、泣いてなんかないわよ。これはその……雨よ、雨」
時雨「そっか……それは、悲しい雨だね」
天津風「ねぇ時雨」
時雨「うん?」
天津風「あなた達は……どうしてそんなに強いの?」
時雨「それは……なんだか変な質問だね。強いのは君たちだって同じのはずだよ。
ううん、陽炎型なんだもの、ボクたちよりもずっと性能が良いハズじゃないかな?」
天津風「……時雨って、見かけによらず意地悪なこと言うのね。私たちに圧勝しておきながら……」
時雨「えへへ……ごめんごめん」
天津風「でもまぁ、そういうことよね。陽炎型は性能に恵まれた近代的な駆逐艦。
時雨の言うように、私たちは強いはず。それでもあなた達に敗北するということは、どう考えても艦隊の問題よ」
時雨「艦隊の問題かぁ……まぁ、簡単に言っちゃえば、艦隊の仲の良さ、とか?」
天津風「時雨は……たとえば夕立とかとケンカしたりしないの?」
時雨「それは…………うふっ、それは秘密だよ」
天津風「なによそれ」
時雨「でもうちの鎮守府で駆逐艦同士のケンカなんて、日常茶飯事なんじゃないかな」
天津風「そうなの?」
時雨「うん。でも、だからと言って仲が悪いってわけじゃないんだ。ケンカするほど仲が良いってことなのかな?」
天津風「ふぅーん」
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