過去ログ - 提督「ようこそ、ないない駆逐隊!」
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6: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/01/29(金) 22:30:37.90 ID:xtWa29Zf0




     〜 鎮守府 桟橋 〜









暁「よいしょっと。ふぅ、今日の訓練もバッチリね」

雷「早く戦果を挙げて、司令官にたくさん褒めてもらわなくっちゃ」

電「はぁー……その前に汗だくなのを何とかしたいのです」

響「そうだね、とりあえずお風呂に……ん?」

島風「…………」ジー

雷「あら、見かけない子だわ」

電「だけどあの奇抜すぎる格好は、どう考えてもただ者じゃないのです……」

暁「きっと色んな意味で迷子なのよ。見てなさい、レディーなら迷子の相手くらい卒なくこなしてしまうものよ」

電「さすが暁ちゃんなのです!」

暁「ねぇあなた、名前は? どこから来たの?」

島風「ねぇねぇ、さっきの何? 盆踊りの練習? 楽しそうだね」

暁「なっ…………」ピキッ

響「落ち着こう暁。きっとこの子は、司令官が言っていた、研修に来ているという陽炎型駆逐艦だよ」

島風「わたし、陽炎型じゃないし」

雷「暁、まずはこちらが名乗るべきよ」

暁「そ、そうね……。私は特三型駆逐艦の暁よ。あなたは?」

島風「さっきのが盆踊りじゃないなら、演劇の練習とか?」

暁「ぐぬぬ……………」ピキピキッ

電「質問を質問で返されてばかりで、暁ちゃんがとっても悔しそうなのです!」

響「そんな暁の姿をただ傍観する私たち!」

島風「ねぇ、何してたの?」

暁「く、訓練に決まってるでしょ。見てて分かんないの?」

島風「訓練? ぷぷぷっ……あはははははははっ!」

暁「なっ、何がおかしいのよ!」

島風「だって、あははは、あれが訓練って。あまりにもゆっくりすぎて、お遊戯かと思っちゃった〜。あははははっ」

暁「何ですってぇー! もういっぺん言ってみなさいよ!」

島風「子供のお遊戯かと思っちゃった」

暁「むきー! 二度も言ったわね!」

島風「そっちがもう一回言えって言ったのに」

暁「もぉおー! レディーに向かって失礼ね!」

島風「あぁーあ、やれやれ。ここの駆逐艦は強いって聞いてたけど、何だか大したことなさそう。

   どこの鎮守府もつまんない。つまんない場所に、つまんない人ばっかり」

暁「何なのコイツー! 生意気ぃー!」プンスカ




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