過去ログ - 【シュタゲ】無限連鎖のアポトーシス.After
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31: ◆XBap84b6Yw[saga]
2016/01/31(日) 15:11:31.96 ID:p/noG/QHo
綯「ここに来てすぐのことだ。お前は何度か目眩に襲われていただろう?」

岡部「それがどうした? ただ疲れていただけだろう」

綯「あの時、お前は何か慌てていた様子であった。何か隠していないか?」
以下略



32: ◆XBap84b6Yw[saga]
2016/01/31(日) 15:34:17.41 ID:p/noG/QHo
私はタイムマシンの仕組みには全く興味はない。なので研究所には殆ど顔を出すことはなかった。
もっとも、私はタイムマシンの製作者ではないので出向いたところで何の役にも立たないだろう。
だが、ある時、私は研究所の所長から召集がかかった。

12月中旬
以下略



33: ◆XBap84b6Yw[saga]
2016/01/31(日) 15:51:10.55 ID:p/noG/QHo
綯「どうしてそれがそんなに素晴らしいのだ?」

所長「その能力があればタイムマシンの威力を半減させることができるのだ。何故なら過去改変に気づくことができるからな」

所長「この装置自体は鳳凰院凶真の脳データを基にしてつくったものだ。とにかくお前にはもう一度協力してもらいたい」
以下略



34: ◆XBap84b6Yw[saga]
2016/01/31(日) 16:22:53.42 ID:p/noG/QHo


解析の結果、私はその装置に親和性があることが明らかになった。
晴れて私は被験体となる。
でもその前に私は岡部倫太郎に例の能力について聞いてみることにした。
以下略



35: ◆XBap84b6Yw[saga]
2016/01/31(日) 16:25:33.80 ID:p/noG/QHo
綯「それとロシアは近いうちに実験を行うらしい」

岡部「え? 電話レンジを使うのか?」

綯「そうらしいな。そのために私達はもう一度脳の解析をされた」
以下略



36: ◆XBap84b6Yw[saga]
2016/01/31(日) 18:19:28.86 ID:p/noG/QHo
深夜

岡部「綯」

綯「何だ? 岡部倫太郎?」
以下略



37: ◆XBap84b6Yw[saga]
2016/01/31(日) 18:27:49.00 ID:p/noG/QHo
岡部「そうだ。実は俺も怖くて寝られない」

綯「お前も……怖いのか?」

岡部「俺だって怖いのだ。俺は過去改変の恐怖については誰よりも知っている」
以下略



38: ◆XBap84b6Yw[saga]
2016/01/31(日) 18:40:35.67 ID:p/noG/QHo
岡部「俺が鈴羽との想いを犠牲にするとき、フェイリスの父を犠牲にするとき、ルカ子の♀を犠牲にするとき……」

岡部「いつもまゆりの死と天秤にかけてきた」

岡部「そして、いつもまゆりを選択してきたのだ」
以下略



39: ◆XBap84b6Yw[saga]
2016/01/31(日) 20:39:53.73 ID:wnsI+Cjho
綯「何で……全部知ってるの?」

岡部「俺がタイムリープを繰り返してきたからだ」

岡部「俺にはお前が俺を恨む気持ちも良く分かる」
以下略



40: ◆XBap84b6Yw[saga]
2016/01/31(日) 20:40:47.22 ID:wnsI+Cjho
今日はここまでにします
続きは明日


41: ◆XBap84b6Yw[saga]
2016/02/02(火) 00:00:27.56 ID:QrEenZnFo
数日後

私達は皆、研究所に召集された。ついにタイムマシンの実験を行うらしい。
周りの者は皆、興奮している。科学者としての知的好奇心で血が騒ぐのだろう。
対照的に私達は冷静であった。タイムマシンなど何回も触れたことがあるからだ。
以下略



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