過去ログ - 勇者「パーティーでのカーストが最下位でつらい」
1- 20
47: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/02/02(火) 18:29:12.24 ID:l6OZ/d3Y0
神界の騎士『魔力充電完了〜』

彼は魔法使いの杖にこもっていた魔力を吸収し、剣に纏わせたのだ。
こんな人間業ではない芸当は出来れば封じておきたかったが――

神界の騎士『ま、そんなこと言ってられんわな。確実にあいつを討たないとどうしようもねぇ』

勇者「神界の騎士さん…?」

神界の騎士『心配すんな勇者。お兄さんがキッチリ、あいつに引導渡してやるからよ』


魔剣士に向かって駆ける。
こちらが剣を振り下ろせば、魔剣士はそれを剣で受け止める――

神界の騎士『――前に、退くっ!』

魔剣士「!?」

神界の騎士『そんでェ!!』

勇者の剣は魔剣士の胴を打った。しかし刃は鎧に受け止められ、魔剣士にダメージを与えない。

魔剣士「無駄なことを……――」

と、魔剣士は違和感に気付いた様子だった。

ドカァン!

神界の騎士『やっぱ吸収した魔力程度じゃ、大した爆発は起こせなかったか』

魔剣士「無駄だということを学習しなかったのか。魔力を返すぞ…――」

勇者『しまった! 皆、早く防御を――』



勇者『――なんてね♪』

魔剣士「――っ!?」


ドゴオオォォン


目の前で魔剣士が爆発し、鎧の破片が飛び散った。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
107Res/68.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice