過去ログ - 勇者「パーティーでのカーストが最下位でつらい」
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◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/02/03(水) 19:57:29.48 ID:DAyh9BNS0
そんな感じで旅は順調に進み、倒した幹部の数も5人、勇者一行の名は広まっていた。
宿屋「これは勇者ご一行様。世界の為に戦う貴方達から料金は取れません、遠慮なく泊まって下さい!」
勇者「ふぅ…何かどこ行っても優遇してもらえるようになってきましたねぇ」
神界の騎士『これくれー当たり前だって。世界の為に命懸けで戦ってんのよー?』
勇者「何か申し訳ないです…戦っているのは私でなく神界の騎士さんなのに、私ばかり持ち上げられて…」
神界の騎士『あ、俺? 俺は別に名声とか興味ねぇから!』
勇者「でも…」
神界の騎士『それよりも女の子と体を共有できる方がお兄さんにとってはご褒美だなぁ、ウヒヒ』
勇者「も、もうっ!」
神界の騎士『ま、俺に体を預けてくれるだけで勇者は貢献してるんだしさ。気後れしなくて良いって』
勇者「…ねぇ神界の騎士さん」
神界の騎士『ん?』
勇者「どうして、私に力を貸して下さるんですか?」
神界の騎士『それ、今更聞く?』
勇者「聞く機会がないまま、ずっと過ごしてきちゃって…」
神界の騎士『んー…そうだな。ま、この機会に話しておくか』
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