過去ログ - 勇者「パーティーでのカーストが最下位でつらい」
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63: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/02/03(水) 19:57:55.73 ID:DAyh9BNS0
神界の騎士『俺は昔、魔王に挑んだことがあるんだよ』

勇者「えぇっ!?」

神界の騎士『知っての通り魔王はご存命、つまり結果は俺の負け。あ、でもお兄さん結構いいとこまで行ったんだぜ〜?』

勇者「えーと…でも神界の騎士さんもご存命ですよね?」

神界の騎士『どうなんだかなー…』

勇者「え?」

神界の騎士『俺は肉体を魔王に封じられて、魂だけの存在になった。これって幽霊みたいなもんじゃね?』

勇者「ゆ、幽霊!?」

神界の騎士『みたいなもん、だって。それに肉体を取り戻せば、俺は元のイケてるお兄さんに戻れるわけだし』

勇者「あ、でももし肉体を破壊されていたら…」

神界の騎士『神界の騎士の肉体は破壊されても再生可能なんだぜ。問題なし』

勇者「へぇ…それなら私より、神界の方々の方が勇者に相応しいのでは…」

神界の騎士「いや、魔王を倒せるのは神が見初めた勇者だけらしい。その辺のシステムは俺でもよーわからん」

勇者「私なんか、とても勇者になれる器じゃないのに…」

神界の騎士『いや、器はいいぜ?』

勇者「え?」

神界の騎士『俺は誰にでも憑依可能だけど、勇者程しっくり来る体の奴はいなかったからなぁ』

勇者「そ、そうなんですか」

神界の騎士『おう、俺と勇者の体は相性がいい!』

勇者「何かヤラシイです!」

神界の騎士『とにかく俺は神に仕える者として、また魔王にリベンジする為に協力しているわけだ。わかったら、安心してお兄さんに委ねなさーい!』

勇者「は、はい」




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