100: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:06:46.27 ID:wvIGXzxa0
周子「やあ愛海ちゃん。お疲れ様」
愛海「どうだった、あたしの活躍は?」
周子「上出来だよ。あんなに強いのに、武挙に通らなかったっていうのが不思議だね」
101: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:07:43.64 ID:wvIGXzxa0
拓海「斥候によれば、膠着してるみたいだ。敵は本隊の野戦城塞を攻めあぐねてるよ」
周子「そっか。じゃあ、あたし達は敵の進軍してきた経路を捜索し、その道を通って敵本隊の背後を扼してしまおう」
拓海「なるほど、挟撃ってことか」
102: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:08:25.31 ID:wvIGXzxa0
〜同盟軍 野戦城塞〜
オオオオ ワアアアア
103: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:09:05.64 ID:wvIGXzxa0
甄阜「しまった! 敵は背後に繞回していたのか!」
梁丘賜「いや待てよ、我らの背後には輜重隊がいたはずだ!
もしや、敵の別働隊に壊滅させられたのではないか?」
104: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:10:02.00 ID:wvIGXzxa0
ザンッ
甄阜「な、なにがおこった……?」
105: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:10:39.90 ID:wvIGXzxa0
梁丘賜(私が敵う者ではない……命あっての物種だ。ここは隙をみて離脱せねば)
愛海「おや? もしかして逃げ出そうとしてない?」
梁丘賜「いつの間に背後に!?」
106: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:11:25.40 ID:wvIGXzxa0
周子「お疲れ様。敵軍は潰乱しているし、あとの掃討は本隊にやってもらおうか」
拓海「二人とも、なかなかの手練れじゃねえか。官軍の将軍二人を、あっと言う間に斬り伏せちまうなんて」
周子「いやあ、それほどでも……それよりも、お腹すいたーん♪
107: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:12:14.94 ID:wvIGXzxa0
拓海「は? 勿体ねえことするな」
周子「官軍のものは、元をたどって行けば民のものだからね。そもそもあたし達の挙兵って、いまの政を糺すためでしょ?
まず蒼氓を第一に尊重するっていうのが大切だと思うな」
108: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:14:18.31 ID:wvIGXzxa0
〜劉家軍 本営〜
兵「痛ぇよ……誰か、助けてくれ……」
109: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:14:53.87 ID:wvIGXzxa0
「ところでさ、朱祐さんに治療してもらうとすっごくやる気出るよな?」
「そうそう。あと、朱祐さんって結構無防備だから、胸の谷間とか見えそうでやばい!」
「あー、わかるわそれ」
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