102: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:08:25.31 ID:wvIGXzxa0
〜同盟軍 野戦城塞〜
オオオオ ワアアアア
103: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:09:05.64 ID:wvIGXzxa0
甄阜「しまった! 敵は背後に繞回していたのか!」
梁丘賜「いや待てよ、我らの背後には輜重隊がいたはずだ!
もしや、敵の別働隊に壊滅させられたのではないか?」
104: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:10:02.00 ID:wvIGXzxa0
ザンッ
甄阜「な、なにがおこった……?」
105: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:10:39.90 ID:wvIGXzxa0
梁丘賜(私が敵う者ではない……命あっての物種だ。ここは隙をみて離脱せねば)
愛海「おや? もしかして逃げ出そうとしてない?」
梁丘賜「いつの間に背後に!?」
106: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:11:25.40 ID:wvIGXzxa0
周子「お疲れ様。敵軍は潰乱しているし、あとの掃討は本隊にやってもらおうか」
拓海「二人とも、なかなかの手練れじゃねえか。官軍の将軍二人を、あっと言う間に斬り伏せちまうなんて」
周子「いやあ、それほどでも……それよりも、お腹すいたーん♪
107: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:12:14.94 ID:wvIGXzxa0
拓海「は? 勿体ねえことするな」
周子「官軍のものは、元をたどって行けば民のものだからね。そもそもあたし達の挙兵って、いまの政を糺すためでしょ?
まず蒼氓を第一に尊重するっていうのが大切だと思うな」
108: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:14:18.31 ID:wvIGXzxa0
〜劉家軍 本営〜
兵「痛ぇよ……誰か、助けてくれ……」
109: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:14:53.87 ID:wvIGXzxa0
「ところでさ、朱祐さんに治療してもらうとすっごくやる気出るよな?」
「そうそう。あと、朱祐さんって結構無防備だから、胸の谷間とか見えそうでやばい!」
「あー、わかるわそれ」
110: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:15:41.34 ID:wvIGXzxa0
兵「すみません、ケ禹さん。剣が折れてしまったんですが」
イヴ「は〜い。いま新しいのをご用意しますね」
ゴソゴソ
111: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:16:24.41 ID:wvIGXzxa0
兵「すみません。俺は槍が折れてしまったんですが」
イヴ「槍ですか? ちょっと待ってくださいね」
ゴソゴソ
112: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:17:43.32 ID:wvIGXzxa0
愛海「そう……お山っていうのはね、この世でもっとも完成された、言わば芸術品なんだ。
とても繊細なものだから、登攀するときは細心の注意を払って、でも時には大胆にならなきゃいけない。
注意しなければならないのは、お山は“自由”に愛でるものであって、“放埓”であってはいけないということ。
わかる?」
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