141: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 19:48:58.32 ID:n6zpmT+70
周子「勝算はある。第一に、圧倒的寡兵のこちらが城外に兵力の一部を展開してるなんて、敵の誰も予想してないと思う。
第二に、奇襲は夜に仕掛けるという固定概念を覆す。この二点かな」
愛海「さ、さすが周子さん……このあたしでも冷や汗がでてきたよ」
142: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 19:49:37.92 ID:n6zpmT+70
見張り「ん? なんだあの部隊は」
兵「どうかしたのか?」
見張り「いや、側面の丘稜から三千ほどの部隊が来てるぞ」
143: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 19:50:14.72 ID:n6zpmT+70
ヒュウウウウ ドスッ
兵「ぐえっ!」
144: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 19:50:59.35 ID:n6zpmT+70
愛海「うおおおお! どけぇ!」
ザシュッ
145: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 19:52:35.76 ID:n6zpmT+70
伝令「た、大変です! 将軍!」
王邑「なにがあった!?」
伝令「敵が奇襲を仕掛けてきました! 先鋒は潰走しつつあります!」
146: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 19:53:22.28 ID:n6zpmT+70
周子(そろそろ頃合いかな……)
周子「よし! 総員退却! 敵が混乱してる隙に!」
敵兵「よ、よし……あいつら退却していくぞ……」
147: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 19:53:58.41 ID:n6zpmT+70
愛海「待て待て〜! そこのおじさん、この軍の総大将でしょ?」
王邑「誰だ貴様は!」
愛海「悪いけど名乗るような名は持ってないんだ。あたしの野望のために、さっさとあの世に行ってくれる?」
148: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 19:54:36.91 ID:n6zpmT+70
戦で活躍する
↓
周子大先輩に褒めてもらう
↓
149: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 19:55:04.95 ID:n6zpmT+70
〜官軍 後陣〜
馮異(小日向美穂)「ムニャムニャ……フヘヘ……」
150: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 19:55:45.36 ID:n6zpmT+70
美穂「じゃあ今、潰走した先鋒部隊を纏める人がいないってことですね?」
兵「そのようです。後陣の中からも既に脱走を始める兵もいまして」
美穂(昼間に流星が落ちたのが良くなかったのかな。
151: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 19:56:30.20 ID:n6zpmT+70
美穂「しかたありませんよ。
総大将が戦死した場合、次級の者が指揮を執ると言っても、この軍は兵法家や軍法家の数が多すぎて統制が取れていません。
これ以上戦を長引かせても、傷つく人が増えるだけです」
兵「なるほど」
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