159: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 20:02:14.07 ID:n6zpmT+70
周子「だから馬鹿正直に帰るのは損だ。だったら故郷に帰って、ひっそりと暮らすという手もある」
美穂「でも今の世の中、帰郷したところで安全ってわけじゃないし、どうしようかな……」
愛海「だったらさ、あたし達のところに来なよ!」
160: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 20:02:59.36 ID:n6zpmT+70
〜次の日〜
兵「あ、馮異殿! いかがでしたか?」
161: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/02(火) 20:04:25.16 ID:n6zpmT+70
兵「馮異殿が劉家軍に行くなら、俺も行きます!」
美穂「え、なんで?」
兵「あの敗戦で馮異殿がいてくださらなかったら、追撃で皆死んでたか野垂れ死にしてたところです。
162:名無しNIPPER[sage]
2016/02/03(水) 17:20:23.28 ID:LOQaftcRO
光武帝よく知らないけど面白い
163: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/03(水) 20:59:54.66 ID:JmhlVSGn0
〜数日後 宛〜
周子「お兄ちゃん、戦況はどう?」
164: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/03(水) 21:00:32.10 ID:JmhlVSGn0
岑彭(しんほう)「貴方が劉秀殿ですか。私は岑彭、字は君然と申します。此度は劉縯殿に情けをかけていただいて、こうして生き延びております」
岑彭「私はかつて甄阜将軍に従っていたのですが、淯陽の敗戦の後、ここまで撤退してきたというわけです」
周子「なるほどね、こっちもよろしく……でお兄ちゃん、戦には勝ったけどこれからどうなるのかな。
165: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/03(水) 21:01:17.08 ID:JmhlVSGn0
周子「この同盟軍は、いままで朝廷という強大な敵を相手にしてたからこそ、一致団結できてたわけでしょ。
外に強敵がいなくなった今、身内でおかしなことを考える人が出てくるかもしれないよ」
劉縯「そうかなあ」
166: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/03(水) 21:01:54.15 ID:JmhlVSGn0
劉縯「おいおい、身内を疑うのは良くないぞ。ともかく、一度全軍を編成しなおす必要がある。
しばらく俺たちはこの近辺で蟠踞しよう」
周子「岑彭さんはどう思う?」
167: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/03(水) 21:03:06.98 ID:JmhlVSGn0
〜数日後〜
使者「劉縯将軍! 劉縯将軍はいずこにいらっしゃる!」
168: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/03(水) 21:03:45.98 ID:JmhlVSGn0
使者「王匡様は、此度の戦において新王朝は潰え去ったと判断しました。
よって、同盟軍のなかから新しい皇帝を擁立しようとのことでした」
劉縯「ほう……して、誰を皇帝にしようと言うのだ?」
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