過去ログ - モバマス光武帝
1- 20
248: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 18:57:01.58 ID:S1lSzqCS0
周子「ありがとう。皆聞いた? あと少しで温かい食べ物にありつけるよ〜!」

愛海「よかった……危うく、人生のお山の五合目あたりで転げ落ちるところだったよ」

李衣菜「どういう表現なの、それ?」
以下略



249: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 18:58:14.02 ID:S1lSzqCS0
王覇「あの、劉秀殿……」

周子「どうしたの、王覇さん」

王覇「私はいま、自分の不甲斐なさを恥じております」
以下略



250: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 18:59:03.07 ID:S1lSzqCS0

後漢書・王覇伝に曰く、


『河北の逃避行中、劉秀の下からは次第に人が離れていった。
以下略



251: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:00:54.27 ID:S1lSzqCS0
王覇「……疾風に勁草を知る、ですか?」

周子「勁(つよ)い草も弱い草も、凪いでいる時にはどれも同じように上を向いている。
   けど強い風が吹くと、弱い草は倒れてしまう。草の勁さは、疾風が吹かないとわからないよね。
   困難に直面して初めて、その人の勁さがわかるんじゃないかな」
以下略



252: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:02:02.10 ID:S1lSzqCS0

〜上谷〜


翠「蓋延、ただいま帰還しました。劉秀様ご一行も、お連れしました」
以下略



253: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:02:53.20 ID:S1lSzqCS0
耿況「こちらに控えているのが、すでにご存じでしょうが蓋延でございます。
   また、蓋延を筆頭に、上谷には寇恂(こうじゅん)、景丹、王梁といった者たちもおります」

周子「ご丁寧にどうも。それであたしを助けてくれるのは嬉しいけど、どうして王郎につかないの?
   あっちの方が勢力が断然大きいよ」
以下略



254: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:03:47.53 ID:S1lSzqCS0
周子「けどあたしも、更始帝の手下みたいなものだって。いまあたしが河北にいるのは、帝の勅令なんだから」

耿況「遠い河北の地においても、劉秀様の令名はつとにうかがっております。
   劉秀様は戦に強いだけではなく、破った敵も殺さず解放しているとか。
   天下にこれほど仁愛に溢れた武将がおりましょうか」
以下略



255: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:04:49.74 ID:S1lSzqCS0
耿況「また、この場にはおりませんが、東の漁陽郡太守の任光殿も、劉秀様にお味方すると返書を寄越しております。
   任光殿は清廉潔白な方で民からも慕われており、彼の下には李忠、万修、邳彤(ひとう)という三人の勇将もおります」

耿況「更には、西に勢力を持つ劉植殿も、是非劉秀様にお力添えしたいと申しております。
   この天下に、劉秀様のお味方は決して少なくありませんぞ」
以下略



256: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:05:21.68 ID:S1lSzqCS0
周子「そこまで言われちゃ断れないね。けど、敵のほうが圧倒的に巨大だよ。
   あたしの歩む道は平坦ではないけど、分かってる?」

耿況「艱難はもとより覚悟の上。劉秀様の志ある限り、我らも共に歩みましょう」

以下略



257: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:06:05.84 ID:S1lSzqCS0

〜翌日〜


留美「では、現在の状況について、私から説明するわ」
以下略



370Res/207.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice