261: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:09:12.14 ID:S1lSzqCS0
周子「わかった。じゃあ巴ちゃんはあたしの指揮下に入ることになるけど、それでもいい?」
巴「異存は無い。精々うちを上手く使ってくれ」
周子「ふふっ、存分に働いてもらうから覚悟しといてね」
262: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:09:50.66 ID:S1lSzqCS0
〜邯鄲〜
劉林「た、大変です! 王郎先生!」
263: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:10:31.62 ID:S1lSzqCS0
劉林「草が風に吹かれて靡いているようなものですよ。自分たちがやばくなったら、さっさと鞍替えするんでしょう」
朋「あてにならない人たちだね」
劉林「どうします? 報告によれば、奴らは寡兵ですが滅法強いとか」
264: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:11:01.41 ID:S1lSzqCS0
朋「北に行け、だって」
劉林「北に? 北っていうと、奴らがいる場所ですが」
朋「うーん……そうか、烏桓だ!」
265: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:11:49.80 ID:S1lSzqCS0
〜幽州 白狼山〜
寇恂「お嬢、烏桓の族長たちが集まってますぜ」
266: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:12:35.27 ID:S1lSzqCS0
寇恂「いかがします?」
巴「決まっとるじゃろ。消す」
寇恂「やっぱりお嬢はそうでなくっちゃ!」
267: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:13:15.15 ID:S1lSzqCS0
巴「おいお前ら、何しとるんじゃ」
隊長「貴様らこそ何者だ!」
巴「お前がこの部隊の隊長か?」
268: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:13:56.62 ID:S1lSzqCS0
巴「お前ら落ち着け。うちは何も、お前らの命までもらおうとは思わん。悪いが烏桓は劉秀軍の味方なんじゃ。
わかったらさっさと邯鄲に帰れ」
兵「……」
269: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:14:30.04 ID:S1lSzqCS0
巴「一方、劉秀って奴は飄々としとるけど、心の底には熱いモンを持っとるぞ。
やる気があるなら働きやすい軍や。今はまだ小さいけどな」
兵「いいんですか、敵側の俺らが参加しても」
270: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:15:13.10 ID:S1lSzqCS0
巴「……で、どうなった、寇恂」
寇恂「族長たちは烏桓の参戦を快諾してくれましたよ」
巴「それは重畳。じゃあ周子が首を長うして待っとるじゃろうから、はよ帰ろうや」
271: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/06(土) 19:15:51.06 ID:S1lSzqCS0
〜劉秀軍 本営〜
巴「ただいま帰ったぞ、周子」
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