過去ログ - モバマス光武帝
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297: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/07(日) 19:51:31.27 ID:O+AvpSUD0
岑彭「いやいや、大したことないよ。正直なところ、無能すぎて困ってるくらいなんだ」

謝躬「やっぱりそうか? あいつの兄も大したことなかったからな〜」

岑彭「積もる話は後だ。さあ、この部屋に劉秀将軍がいらっしゃる。俺は部屋の外で待機してるから」
以下略



298: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/07(日) 19:52:00.23 ID:O+AvpSUD0
留美「ええ、誰もいませんよ」ジャキン

謝躬「そういうことか! おのれ劉秀め、謀ったな!」

留美「観念しなさい」
以下略



299: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/07(日) 19:53:04.24 ID:O+AvpSUD0
岑彭「すまんな謝躬。劉秀将軍は更始帝と訣別し、俺はお前とは別の道を歩む。
   たまたまお前の歩んだ道の先に、深淵が口を開いていたというだけのことなのだ……」

留美「辞世の句を詠まなくてもいいのかしら? それぐらいなら聞いてあげるけど」

以下略



300: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/07(日) 19:53:31.71 ID:O+AvpSUD0

後漢書・呉漢伝に曰く、


『謝躬は、呉漢と岑彭に捕らえられたとき、命乞いをした。
以下略



301: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/07(日) 19:54:25.23 ID:O+AvpSUD0
周子「……首尾よく終わった?」

留美「ええ」

岑彭「しかし、外に謝躬の兵が残っておりますが、いかがいたしましょう」
以下略



302: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/07(日) 19:55:11.40 ID:O+AvpSUD0
兵「謝躬殿はいつまで待たせるんだよ」

兵「こういうのは形式や礼儀が煩雑なんだよ。時間がかかるのも無理ないさ」

拓海(確かに、時間がかかりすぎてるよな。謝躬の奴は何やってるんだ……それはそうと、周子は元気にしてるかな)
以下略



303: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/07(日) 19:56:39.53 ID:O+AvpSUD0
拓海「周子!」

周子「あれ、タクミン? 久しぶりー。元気にしてた?」

拓海「は、はぁ、到って健康だが……いや、今はそんなことを言ってる場合じゃねえ! これ、どういうことだ!」
以下略



304: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/07(日) 19:57:42.27 ID:O+AvpSUD0
拓海「アタシは……」

周子「拓海ちゃんはもう十分に、朝廷に忠義を尽くしてきた。
   でもね、小義に拘って大義を忘れてしまうなんて、本末転倒じゃない?」

以下略



305: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/07(日) 19:58:19.10 ID:O+AvpSUD0
兵「馬武将軍……まさか……?」

拓海「すまんな、皆。アタシはこれより周子の家来だ。長安に帰ることはできねえ」

兵「それじゃ俺たちはどうすれば」
以下略



306: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/07(日) 19:59:19.19 ID:O+AvpSUD0

〜数日後 邯鄲のどこか〜


イヴ「本日は皆さんご多忙の中、お集まりいただきありがとうございます〜。
以下略



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