過去ログ - モバマス光武帝
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47: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/01/31(日) 21:53:53.60 ID:smbC/+Dp0
愛海「あーあ……あたしも武挙を目指せばよかったのかな」

周子「科挙じゃなくて武挙? どうしてまた」

愛海「あたし、こう見えても腕っぷしには自信あるから。登攀(お山登り)で鍛えた握力は本物だよ。
以下略



48: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/01/31(日) 21:54:42.99 ID:smbC/+Dp0
愛梨「私は、もう実家の皆が離散しちゃったから、もうしばらくここで下宿しようかなって考えてるんだ」

愛海「愛梨さんも大変なんだね」

愛海(よしキタ! 周子さんもイヴさんも離れたことだし、これで思う存分愛梨さんのお山を……)
以下略



49: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/01/31(日) 21:55:54.33 ID:smbC/+Dp0
愛海(うう……その悪い虫っていうの、あたしの事を言ってるような気がする。それに周子さんから頼まれると、なんだか断りづらい)

愛海「ば、万事おまかせを……」

周子「ありがと……さあイヴちゃん、用意しようか」
以下略



50: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/01/31(日) 21:56:42.62 ID:smbC/+Dp0

〜数日後〜


周子「……さてイヴちゃん、忘れ物は無い?」
以下略



51: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/01/31(日) 21:57:36.12 ID:smbC/+Dp0
来歙「おや、文叔ではないか?」

周子「あ、来歙さん! どうしてこんなところに?」

イヴ「お久しぶりです〜」
以下略



52: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/01/31(日) 21:58:14.81 ID:smbC/+Dp0
来歙「気にすることはない。私も都に出仕する役人だからな。
   小役人とはいえ、家に帰れないことが多い」

周子「まあ仕方ないよね」

以下略



53: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/01/31(日) 21:59:11.54 ID:smbC/+Dp0
周子「……そんなわけで、学問で身を立てることはできなかったけど、江湖の何たるかは少しだけ分かった気がするよ」

来歙「それはよかった。それにしても薬売りに馬借など、君たちもなかなかやるではないか」

イヴ「私はただ橇に乗ってるだけで良かったんですよ。ブリッツェン達が目的地まで牽いてくれましたから」
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54: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/01/31(日) 22:00:00.63 ID:smbC/+Dp0
来歙「遠い徐州の地において、“呂母の乱”と呼ばれる叛乱があった。知らないのか?」

周子「知らない」

来歙「徐州の琅邪(ろうや)郡に、呂母という女がおり、彼女には育(いく)という息子がいた。
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55: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/01/31(日) 22:01:14.37 ID:smbC/+Dp0
来歙「人を殺せば死罪となるのは常識だ。つまり、息子を死罪にした県令が死罪となるのは必定である。とな……」

周子「まさか、若者たちを嗾けて県令を……」

来歙「そのまさかさ。若者たちは呂母に助けられた恩を返すため、県令の屋敷に討ち入った。
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56: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/01/31(日) 22:02:03.22 ID:smbC/+Dp0
来歙「おそらく民心を安定させるために、朝廷の上層部の連中が箝口令を敷いているのだろう。
   いまでさえ、王莽の政治は民心の離反を招いている。やがて都も、騒擾の坩堝となるだろう」

周子「皇帝王莽からは、天命が離れつつあるってことかな?」

以下略



57: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/01/31(日) 22:02:58.69 ID:smbC/+Dp0

〜蔡陽〜


周子「……で、久しぶりに帰郷したわけですが」
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